楽天市場のSPU特典が続々改悪の発表!

当サイトの記事には広告が含まれます

 楽天カードから「海外旅行傷害保険の補償内容および楽天カード利用時の一部ポイント進呈条件の変更について」というお知らせメールが来たので読んでみました。すべてが特典内容の改悪に関するお知らせでした。

 特にSPU等のポイントサービスについては、下記の改悪があります。

  1. 楽天カード特典分・楽天プレミアムカード特典分のポイント進呈対象金額が、従来の「楽天カード決済額」から、「消費税・送料・ラッピング料」を除いた金額になる
  2. 「毎月の5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍」キャンペーン進呈ルールも、「楽天カード決済額」から「消費税・送料・ラッピング料」を除いた金額になる
  3. 「楽天の保険+楽天カード」SPUが終了となる
  4. 楽天証券の投信積立での楽天カード決済のポイント還元率変更
  5. 楽天証券に楽天スーパーポイント500ポイント以上の投資信託買付でSPU +1倍が、条件が厳しくなった上にSPU+0.5倍となる

 3については、以前は少額の保険でもSPUを1倍にすることができたので加入していたこともありました。

 しかし、最近では楽天カード超かんたん保険のような少額の保険が月払いから年払いのみとなったことに伴い、楽天の保険を使わなくなったので私自身は影響はありません。一時、自動車保険を楽天損保に乗り換えることを検討していたのですが、結局は今の保険よりも保険料が高くなることが判り乗り換えませんでした。SPU目当てで乗り換えなくて良かったです。

 4については手数料の安い投資信託の買い付けで、今までは100円の買い付けに伴い1ポイント(1%相当)が貰えていたのに対して、2022年9月の買付分から500円の買い付けに伴い1ポイント(0.2%相当)に還元率が悪化します。こちらは投信買い付けをしているので影響があります。

 これほど頻繁にSPUやポイント付与のルールを変更されてしまうと、ついていくことができなくなります。楽天モバイルの基地局増設等で投資金額がかさんでいるため、ポイント還元で顧客を囲い込む戦略に制約が出てきているということなのでしょう。

 SBI証券は楽天証券に見切りをつける顧客を誘い入れるキャンペーンを実施しています。ただ、SBI証券のお得なキャンペーンやポイント還元の仕組みもいつまでも未来永劫続くものではないと思いますので、私はもう少し楽天経済圏の中で様子を見ようと思っています。

【2022/02/14追記】

スポンサーリンク

楽天グループが赤字1338億円で過去最大

 2022/02/14、バレンタインデーに楽天グループの2021年12月期連結決算の発表がありました。純損益が1338億円の赤字で、前期の1141億円から拡大して過去最大になってしまいました。

 既に赤字の計上は3年連続なので、もはやポイント還元の大盤振る舞いができなくなったことがよく分かります。

 既に楽天モバイルの基地局は人口カバー率96%を達成して、今後は収益改善に舵を切り直すことになりますが、うまく楽天モバイルの売上が計上できる状況になるのか今後の動きに目が離せません。

コメント