2月10日から11日にかけて、東京では雪の天気予報になりました。東海道沖に発生する低気圧が本州の南岸付近を発達しながら通過するためです。山梨県で20cmから40cm、東京23区などの関東については積雪量はまだ発表されていません。予想よりも低気圧が発達したり気温が下がった場合には大雪となって積もる可能性があります。
気象庁では現時点では不確実性が高く雪か雨かを正確に予測することは困難としています。これから徐々に確度の高い予想に変わっていくのでしょう。ただ、先日、東京で雪が積もった際には朝まではそこまで積もると予報されていなかったので、気は抜かない方が良いでしょう。
首都高速では既に入口閉鎖の可能性を示唆していますし、JR東日本の車内放送でも、運休や遅れが発生する可能性があることを案内していました。
昭和の時代はどんな雪でも平常運転されることを利用者は期待していたので、事前に「雪による運休や遅れがある」なんてことをアナウンスしようものならば大きな批判につながったと思うのですが、今は許される時代になったのだと時代の変化を痛感しました。
新型コロナウイルスの感染拡大のために、学生はオンライン受講、サラリーマンはテレワークという選択肢が増えたので、鉄道が運休することによる影響が多少は軽減できたことも社会が許している理由の一つかもしれません。
2月11日の建国記念日は自治体の体育館で3回目のワクチン接種をする予定なのですが、雪による延期などが発生しないことを祈るばかりです。
車内放送ではJR東日本の運行状況について、同社の運行情報を適時確認してほしいということでした。
今後の動向に注意です。
【追記】
2月10日は東海沖から関東沖を低気圧が東し、西日本は午前を中心に雨や雪、東日本は、ほぼ一日雪や雨、東北南部は午前から雪。24時間降雪量は山梨県河口湖で35センチ、長野県諏訪で28センチと、2月としては8年ぶりの大雪になりました。関東の平地は湿った雪、東京と千葉の積雪は2センチとなりました。
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