ブルーレイディスクレコーダーにドラマ「誰にも言えない」が録画されていました。番組表で調べてみると、BS-TBSで月曜から金曜の午後4時59分から放送していました。
SONYのレコーダーにはその人がどんな番組を録画して見ているかという情報から、その人の嗜好を分析して、録画予約をしていなくても番組を予約してくれる機能があります。この機能で自動録画されていたようです。
主演は賀来千香子さんと佐野史郎さん、このドラマが放送された1993年の前年に放送された大ヒットドラマ「ずっとあなたが好きだった」の主演と同じ組み合わせです。当時は「冬彦さん」が本当によく流行りました。
「ずっとあなたが好きだった」については以前見たことがあるのですが、「誰にも言えない」は今回が初めてだと思います。「ずっとあなたが好きだった」はこちらでレポートしています。
録画されていたドラマを見始めると、いきなりオープニングで松任谷由実さんの「真夏の夜の夢」が始まりました。最近のドラマはドラマの本編を放送してしばらくしてからタイトルやオープニング曲を流すことが多いと思うのですが、やはり時代の違いを感じます。
ドラマは北沢(賀来千香子さん)が勤める三越の紳士服売り場に弁護士の高木(佐野史郎さん)がネクタイを買いにくるところから始まります。そのネクタイをつけて山田は見事に裁判で勝訴、北沢にお礼を言うために閉店間際の三越へ高木が行き、そこから二人の交際が始まります。
ただ、そこから何かの歯車が噛み合わなくなるような形で北沢と高木の間はどんどん悪い方向に話しが進んでいきます。結局二人は別れ、北沢は松永という人に出会い結婚しますが、新居に引っ越してから今後の展開を暗示するような出来事があります。
1990年代の初めということで、三越のような百貨店が最初の舞台になっていることが一つの驚きです。最近のドラマで百貨店が出てくるような作品はもうないのではないかと思います。時代の大きな変化を感じました。
番組の最初に「番組中に不適切な表現があるがオリジナル性を尊重しそのまま放送する」という主旨のテロップも入りました。すでにこの作品が放送されてから30年近くが経過していますが、その間に放送倫理も相当厳しくなったことがよく分かります。番組を見ていましたが、どのセリフが不適切なのか、よく分かりませんでした。
これから平日、毎日放送されるようなので、とりあえず録画予約をしておきました。
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