国道20号線の大月バイパスは2007年までに駒橋交差点から国道139号線の都留高校南交差点までの1.7Kmが開通しています。これにより、甲州街道から都留や富士吉田方面に行くときには交通の分散を図ることができていました。
しかし、大月バイパスから甲府方面に行く場合には国道139号線と国道20号線の分岐点である大月橋東詰交差点に行き国道20号線を走る形になります。
逆に甲府方面から大月バイパスで東京方面に行くときには、大月橋東詰交差点で右折しなければならず、この交差点を先頭にした慢性的な渋滞が発生していました。
今回、4月23日15時にに開通するのは、この大月橋東詰交差点をバイパスする形で、大月バイパスが直接、中央道の大月インターに接続される形になりますのて、1.7Kmの開通により、とても便利になります。
国土交通省では今回のバイパス完成に伴い、
- 交通の転換による渋滞の緩和および事故の減少
- 道路空間活用による賑わいの創出の支援
- 三次医療機関への搬送時間短縮
を効果として挙げています。
従来は中央道上りて大月インターが近づいたときに、大月インターから先の渋滞情報を見つけても、大月インターで降りると大月橋での渋滞にはまるので、高速を降りるのが躊躇われたのですか、これからは大月インターでも躊躇なく降りることができそうです。
甲州街道が混んでいるときは、国道139号線を都留まで行って、秋山などを通って相模湖インターへ抜けるルートもさらに便利に使えそうです。
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