ついにiPod touchが現時点で流通している在庫が無くなり次第、販売を終了することをappleが発表しました。
初代のiPodは2001年10月に発売されました。1000曲もの音楽を内蔵の小型ハードディスクに記録することができて、10時間にわたって聞き続けることができるバッテリーが搭載されていました。
当時はMP3というと違法に流通している音楽コンテンツというブラックなイマージがあったのですが、iPodとともに2003年4月28日にはiTunes Music Storeを立ち上げて、正規な形でコンテンツを購入してiPodに入れることができるようになり、電子的な音楽コンテンツ流通の起爆剤にもなった存在です。これがきっかけで、コンパクトディスク(CD)をレコード屋で購入するという人も減っていきました。
また、持ち歩き型の携帯音楽プレーヤーとしては、SONYのWALKMANが一世を風靡していましたが、一気にappleが市場を持っていってしまいました。
iPodの歴史
2004年にはiPod miniが発表されます。
2006年にはiPod nanoが登場します。
第五世代のiPod nanoを使っていたことがあります。
2007年にはiPod touchが発売されました。
現時点では第7世代のiPod touchのみが販売されています。
iPhoneにもiPodの機能は包含されていて音楽やビデオ再生機能が付いているので、iPhoneを持っている人にとっては、iPodを二台持ちするメリットはあまりありません。iPhoneを使う人が増えてきた現在、あえて、iPodの販売を継続するメリットは少ないと判断したのでしょう。
携帯音楽プレーヤーとしてはSONYのWALKMANがシェアを挽回しています。
最近、SONYのWALKMANがどのように進化しているのか確認していなかったのですが、最新機種はこんなに格好よくなっていました。
ちなみにこの機種、SONYの公式サイトではオープン価格となっていたのですが、ヨドバシカメラやAmazonではとんでもない価格で販売されていたので驚いてしまいました。
今後のWALKMANシリーズの動きも見逃せません。
【2022/05/17追記】
飲食店など業務利用への影響
従来、飲食店などでオーダーをとる機械などの用途で、iPod touchは利用される機会が多かったそうです。iPhoneでも良いのですが、iPod touchよりも値段帯が上がってしまうので、iPod touchが好まれていました。
今後、思わぬところにも影響があるかもしれません。
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