メール送信後に「やっぱり止めた」が通用する機能

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何となく、メールというものは送信ボタンを押した後に、やっぱり違っていたということに気が付き、送信をキャンセルしたいと思うことが本当に頻繁にあります。例えば、

  • 電子ファイルを付けて送付するつもりだったのに、電子ファイルを付けずに送信してしまった
  • 全員にうっかり返信したが、何人かは宛先から外さなければいけなかった
  • やっぱり送付したメール本文のニュアンスがちょっと違っているような気がした
  • 本文冒頭の名前の漢字を間違えた
  • タイトルは返信前のものをそのままつけていたが変えるべきだった

などということを、送信ボタンを押したあとに気が付くことがあります。送信ボタンを押す前に何度もチェックしたつもりなのに、なぜか送信ボタンを押したあとに気が付くので不思議です。

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GmailやOutlook

実はGmailでは送信後に「送信取り消し」をすることができる機能が以前実装されました。ユーザーが送信ボタンを押した後も、Gmailの中でいったん送信が保留されて、指定時間経過後にメールが本当に送信されます。

この保留される時間については

  • 5秒
  • 10秒
  • 20秒
  • 30秒

から選択可能することが可能です。私は30秒と設定しています。

Gmailではほかにメール本文に電子ファイルを添付したような記載があるのに、電子ファイルが添付されていないときに、送信時に添付忘れがないか警告してくれる機能も付きました。

Gmailでメール送信時にファイル添付忘れを防ぐ機能が秀逸
メールを送信する際に、本来はファイルを添付して送ろうと思っていたけれども、ファイルの添付を忘れて送信ボタンを押してしまったという失敗は、誰にでもあるのではないかと思います。送信先の相手から、「ファイルが添付されていないようですが」という返信...

機械とは言え、メールの本文を第三者が読んでいるのはかなり気持ちが悪いですが、電子ファイルの添付漏れをなくすリスクが軽減できるのは良いことだと思います。

Outlookでもルールで送信保留を設定することができます。この機能を使うことはメール誤送信を防ぐために会社でルールとして決まっているところも多いと思います。私は60秒を設定しています。

iPhoneのメッセージ・メールアプリの進化

アップデートを重ねるごとに進化するApple(アップル)純正の「メッセージ」アプリですが、iOS 16では送信済みのメッセージを最大で送信後15分間まで、編集、取り消すことが可能になります。ただし、メッセージをもらったiPhone側でもiOS16を利用していなければいけません。

iOS16では純正のメールアプリについても、送信後、最大10秒までの間であれば送信を取り消すことができるようになります。

これからも、身の回りのアプリでは、このようなちょっと気が利く機能やAIを活用した機能が実装されていくのではないでしょうか。

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