映画「ゆるキャン△」の公開日、2022年7月1日が近づいてきました。映画「ゆるキャン△」はキャンプ場(富士川松ぼっくりキャンプ場)を作る物語になっていますが、そのモデルの一つともなっている「みのぶ自然の里」に行ってみました。
映画の中ではダイヤモンド富士の眺望スポットとして有名な高下にあるという設定になっていますが、みのぶ自然の里はかなり離れた場所にあります。高下はこちらで富士山が見えますが、みのぶ自然の里からは富士山は見えません。
みのぶ自然の里には、こちらの鉄骨作りの特徴的なドームがあります。
国道52号線から看板のあったところで山道を登っていく形になります。数kmにわたって、すれ違いも困難な場所を走ることになるので、もしも映画が公開されて、こちらに訪れる人が増えると、大変な状況になるかもしれません。
みのぶ自然の里へ
朝の8時半ごろに、みのぶ自然の里に着きました。駐車スペースに車を停めて建物へ行ってみると、中にいた人が玄関の扉を開けて迎え入れてくれました。
「見学したいのですが」と伝えると、「もちろん、アレですよね」、「はい。鉄骨サイトです」という感じでトントン拍子に話しが進みました。「今はキャンプをしている人がいないので自由に散策や撮影をして大丈夫です」ということで、とてもラッキーでした。
キャンプサイトへの地図
この建物と鉄骨サイトのある場所(山サイト)はかなり離れているそうです。地図で場所を説明してくれました。
地図で見ると大したことなさそうですが、道が狭くて、きつい坂道もあるので、車で行くにしても歩いて行くにしても大変です。
今回は車でキャンプサイトを目指しましたが、こちらの道も車のすれ違いが困難な区間が多かったので注意が必要です。
キャンプサイト到着
そして、キャンプサイトが見えてきました。
現地は映画と同じようにキャンプサイトが段々畑のようになっています。車は鉄骨ドームがある段に停めるようになっています。
広報みのぶ
この鉄骨ドームは元々なんだったのでしょう。広報みのぶの7月号に下記の記載がありました。
鳥小屋(大きな鳥かご)だったということで、間違えなさそうです。
ちなみに、この広報みのぶ2022年7月号の表表紙と裏表紙はこんなにすごいことになっています。
広報みのぶはこちらからダウンロードできます。
キャンプサイト
原っぱは草がきちんと刈られていて、テントを張りやすそうです。
こちらの三角屋根のある建物がある段はCサイトと呼ばれていて、3区角分となるようです。
どこからみても、鉄骨ドームは特徴的な雰囲気を醸し出しています。
注意書きもありました。
この日は本当に暑くて6月にもかかわらず、群馬県の伊勢崎市では40.2度を記録しました。ただ、こちらは、標高が高いところにあって、周りは山や林なので、アスファルトの中で感じる暑さよりは過ごしやすいです。
上の写真のように鉄骨サイトのあるところは、車で入ることができます。これより上の段には車で行くことはできません。
この三角屋根の建物、一本の柱の上に建っていて、階段で登るようになっています。
空は真っ青、緑が眩しいです。
トイレの建物です。
再び鉄骨ドームです。何のために建てたのか本当に不思議です。映画の中でも種明かしがありましたが、本当なのでしょうか?(上にも書きましたが、鳥小屋だったということで間違えなさそうです)
本当は映画と同じように雲がない夜にこのドームの下から星を見上げて、天然のプラネタリウムを楽しみたいところでしたが、残念ながらこの日はそれは叶いませんでした。また、みのぶ自然の里に宿泊する機会を作って夜空を見上げてみたいと思います。
背景にある建物は、映画の中で出てくる建物とは、かなり違いがあります。
こちらが映画の一場面です。
もう一つのモデル地「芦安キャンプサイトNo.2」
実はもう一つ、映画ゆるキャン△の富士川松ぼっくりキャンプ場のモデルとなったキャンプ場があり、そちらには映画に出てきた建物があります。こちらも映画に出てきたものと同じようにテントサイトが三段になっています。(芦安キャンプサイトNo.2 )
こちらが公式サイトです。
「予約のお客様のみ入場可能」と注意書きがありますので、見学のみは受け付けていないかもしれません。
調理場
再び、みのぶ自然の里の話題に戻って、こちらはCサイト付近です。
調理場です。
この炊事場は映画の中にも登場していました。特徴ある斜めの柱と基礎が一緒です。
かまどもあります。調理しやすそうです。
古い水車小屋もあります。流石に、今は水車を回すことは難しそうです。
ゆるキャン△の聖地巡礼
身延町や富士宮、ほったらかし温泉、昭島、浜名湖など、ゆるキャン△に出てきた場所はこちらで紹介しています。
上記のページでは例えばこちらの場所を紹介しています。映画にも出てきた高下のダイヤモンド富士の展望場所です。
こちらは犬山あおいが勤めていた小学校のモデルです。
伊豆のジオスポットはこちらで紹介しています。
志摩りんのバイト先 川窪書店
みのぶ自然の里に行ったあとは国道52号線を下部温泉方向に向かって、川窪書店で本の買い物や下部温泉の足湯を楽しみました。川窪書店は実写版で志摩リンがアルバイトしていた本屋さんです。下部温泉の足湯はメンバーが来ていました。
こちらの本屋さんも、やはりゆるキャン△関係の書籍が充実しています。
今回はこちらを買いました。
アニメ版(武田書店)では、身延町古関地区の移転前の郵便局の建物がモデルになっています。
映画ゆるキャン△完成披露上映会
先日、映画ゆるキャン△の完成披露上映会を見てきました。その時の模様はこちらで紹介しています。
Amazonプライムビデオで公開
2022年11月4日(金曜日)から映画ゆるキャン△がAmazonプライムビデオで公開されました。とても驚いたのですが、この記事へのアクセス数が、Amazonでの公開以降伸び続けて、11月6日の日曜日には普段の20倍以上のアクセスがありました。
映画館で映画ゆるキャン△を見たあと、またAmazonで楽しんでいる方、初めてAmazonで鑑賞された方など、色々な方がいらっしゃるのでしょう。もしかすると、現地を訪れている方も増えているかもしれません。くれぐれも道が狭いところが多いので現地訪問時は事故に気をつけてください。
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