新幹線乗車時の自動改札で切符が他人に持ちされることに注意

当サイトの記事には広告が含まれます

 東京駅で新幹線に乗車しようと自動改札機にチケットを入れたところ、自分の前に人が割り込んできて、出てきたチケットを盗まれて、犯人はそのまま新幹線に乗って行ってしまったという事件が発生したことを報告するTwitterが話題になっています。被害に遭った方は改札が閉まってしまったがために犯人を追いかけられず、駅員に事情を説明しているうちに目的の新幹線が発車してしまったということなので大きな影響をうけました。

 被害者の方はこの日、券売機でチケットを購入して新幹線に乗ったので、もしかすると券売機で購入した時点から犯人にマークされていたのかもしれないと振り返っています。

 犯人が改札機を通ってしまって入口が閉まってしまったために、犯人を追いかけることもできず、駅員に事情を話して切符を再発行してもらおうとしても、盗まれたことを証明できず、結局は同じ切符を買い直すことになってしまいました。

スポンサーリンク

犯人はなぜ捕まらないのか

 新幹線の自動改札機であれば監視カメラが付いていたと思いますし、駅員ももう少し何かできることがあったのではないでしょうか。そのまま被害者に切符を買い直させたのはJRの職員は何を考えてのことだったのでしょう。

 自己防衛策としては何があったでしょうか。

  • モバイルSuicaを利用する。(モバイルSuicaを利用しても割り込まれるときは割り込まれますが、降車駅でも犯人は犯罪をする必要があるのでリスクが上がるはず)
  • 紙の切符を買ったときは、買った直後にスマホで写真を撮っておく。(購入したことの証明になる可能性と、犯人が指定席に座った場合、または自由席での検札のときに逮捕のきっかけになる可能性がある)

 このTwitterの返信を見ていると、他にも同様の被害にあった方が多数いることに驚きました。切符を盗むというよりは、出口改札で精算をしないで、誰かが改札機を通る前に割り込んできてすり抜けていく被害が多いです。在来線での被害も多いので注意が必要です。

【2024年6月12日追記】

磁気のついた切符の廃止

 磁気が付いている紙の切符を廃止することをJR東日本が発表しました。QRコードのついた乗車券に切り替えられることになります。

 QRコード乗車券であれば、改札機の中を通すのではなく、リーダーにかざすだけなので、誰かが割り込んできて切符を盗むような行為はされにくくなりそうです。

コメント