楽天プレミアムカードを楽天市場での決済に利用しているのですが、クレジットカードにまつわるトラブルの例を列記したメールが届きました。
最近、このようなメールの中にも迷惑メールがあり、フィッシング詐欺に引っかかってしまう恐れがあるのですが、ドメインや文章の内容、リンク先URLなどを見る限りは間違えなく楽天カードから送られてきたメールのようなので文章を読んでみました。
トラブルの事例は世代別に分類されています。
若年層に多いトラブル
- 情報商材トラブル
- タレント・モデル契約詐欺
- エステ店でのトラブル
一般に多いトラブル
- サクラサイト商法
- 水回りなどの生活トラブル
- 子供のオンライン課金トラブル
- ネットショッピングトラブル
この中で、サクラサイト商法というのが聞いたことがなかったのですが、さらに読み進めてみました。
サクラサイト商法
サイトに雇われた”サクラ”が異性や芸能人、社長などになりすまし、消費者を有料メール交換サイトなどに誘導しお金をだまし取る詐欺だそうです。
特に出会い系サイトや有料メールサイトに関するトラブルが増加していて、このようなサイトではさまざまな理由でお金を決済させられ、気づいたときには高額な請求となるケースが多いとのことです。
被害に合わないための方法ですが、下記のように紹介されていました。
- 「お金をあげる」「簡単に収入が得られる」等の案内がされている場合には、注意事項などを十分に確認し、提供している会社の安全性を確かめる。
- サービスのたびに決済を求められる場合は、妥当な請求であるかしっかりと確認する。
要約すると、世の中にはそんなにうまい話はないので気をつけなさいということかもしれません。
水回りの生活トラブル
トイレ修理、水漏れ修理、鍵の修理などの日常生活でのトラブルにあったという申し出が増えています。
下水道屋
例えば、トイレが詰まったのでインターネットで「24時間受付中・出張・見積り・相談無料、修理はx00円から」と記載があった業者を見つけて修理を依頼したところ、すぐに駆けつけてきて、「複数の修理が必要。XX万円かかる」と言われた事例が紹介されていました。工事が終わったあと別の業者に確認したところ、その工事は不要と言っていたということです。
私も同じように被害にあったことがあります。市の下水道課のサイトで紹介されている登録業者に電話したところ、やはり直ぐに駆けつけてくれたものの、修理にいくらかかるかの見積もりの提示はなく、色々道具を車から出してきて2時間ほど作業をした形にして、砂利の下に隠れていた小さなマンホールを開けて引っかかっていたものを取り出して直しただけで3万円を請求されました。
下水道の詰まりなどは急いで直さなければいけないので冷静な判断が難しいですが、複数の業者から見積もりをとり、作業内容や料金が適当がしっかり確認したり、内容に納得ができない場合は、その場での契約は避けるといった対策が必要です。私のように見積もり無しで作業をやらせてしまったのは大失敗だったと思います。
屋根屋
まったくインターネットともクレジットカードとも関係ないですが、「近くで工事をしていたものですが、お宅の屋根のスレートが壊れているのを見つけました。先日の台風で壊れたのではないでしょうか。それならば、火災保険で保険金も請求できるので、直してしまいましょう」などと言って、突然訪問してくる業者がいます。
これも騙しの常套手段、屋根にあげたら本当に屋根を壊して証拠写真を撮る業者もいるようです。もしそのような業者が来たら、その業者には一回帰ってもらって、家を建ててくれた会社(売ってくれた会社)、または以前リフォームをしてくれた会社など、信頼できる業者に相談することを勧めます。
おわりに
身の回りのいろいろなところで犯人はなんとかお金を騙し取ることができないか策を練っています。そのような手口に引っかかることがないように日頃から情報を集めておくことが大事です。
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