JBLと言えば、老舗のスピーカーメーカーでずっと昔から憧れの製品を作ってきた会社ですが、今の時代にあった特徴的な製品が発売されることを聞き嬉しくなりました。
JBL伝統のスタジオモニターに、Bluetoothなどによるワイヤレス接続やアンプを内蔵したパワードモニタースピーカーです。型番は「4305P」、価格はペアで22万円です。
接続方法はBluetoothの他にはLAN端子とWi-Fiを内蔵、Chromecast、AirPlay2での受信も可能です。他にUSB-Bタイプ、光デジタル入力があります。
もちろん、レガシーな6.3mmフォンジャック、3.5mmミニジャックなどのアナログ入力もあります。
対応しているオーディオフォーマットは、AAC/AIFF/ALAC/DSD(DoP)/FLAC/MP3/OGG/ MP4/WAV/WMA。対応サンプリングレートはUSB/ストリーミングで32kHz~192kHz、光デジタルでは192kHzまで対応しています。
高域用のスピーカーユニットは25mm径のコンプレッションドライバー「2410H-2」で、HDI(High Definition Imaging)ホーンと組み合わせです。
中低域用のスピーカーは低音域はリブ付きブラックパルプコーンを備えたロングトラベル設計の133mm径のウーファー「JW130P-4」です。口径が少し小さめですが、どんな低音を聞かせてくれるのか気になります。
アンプの総合出力は最大で300W、再生周波数特性は45Hz~25kHz(-6dB)です。
デザインはどこから見てもJBLそのもので、象徴的なブルーのバッフルにサテンウォールナットの天然木突板仕上げのキャビネットを採用しています。
ブックシェルフ型の小型スピーカーで、グリルを含めた外形寸法は210×235×336mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はプライマリー側が6.6kg、セカンダリー側が6.4kgとなっています。
さらに、Bluetooth制御のリモコンと独自の「MusicLife」アプリによるリモート操作を可能にしているということで、今までのアナログ技術と最新のデジタル技術を融合させた興味深いスペックです。
今度、量販店などで実際の音を聞いてみたいと思います。
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