メルカリがSIMカードの出品を8月1日から禁止

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メルカリがSIMカードの出品を禁止し、8月1日からはSIMカード(eSIM含む)が出品されていた場合には、順次、事務局が出品の取り下げ対応をすることが報道されていました。SIMカードの契約形態や種類を問わず一律NGとなります。

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今までフリマへの出品が行われていたことに驚き

この報道を見て驚いたのは、今までフリーマーケットにSIMカードが出品されていたことそのものです。携帯電話は犯罪に悪用されることも多いため、2005年に携帯電話事業者による契約者等の本人確認および携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律が公布され、回線契約をする場合には、本人確認が厳格に行われています。

法律では事業者による承諾のない他人への端末の譲渡の禁止、本人性確認がない回線の事業者による停止、総務省の事業者への監督権限の付与等多岐にわたっている法律です。これほどまでに厳格に行われているのに、SIMカードがフリーマーケットでの売買が行われていたことには本当に驚きました。

技術的な譲渡に対するガードを

SIMカードについてはフリーマーケットでの売買が禁止されたとしても、個人間で受け渡しをすることは簡単にできてしまいます。犯罪へ悪用されることを防ぐために、SIMカードについては個人間の受け渡しがまったく出来なくなるような何らかの技術的対策も必要なのだと思います。例えばスマホから抜いたあとは無効となり、またスマホに刺した後に本人認証が終わらないと有効にならないような仕組みです。個人で同じSIMカードのままスマホを乗り換えるときや、複数のスマホを1枚のSIMカードで使いまわしているような場合は煩雑になってしまいますが、やはり犯罪防止の方が優先されるべきだと思います。

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