管理職が「今度の水曜日は会議がないから休む」ではいけないと思う訳

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ときどき会社で、「来週の水曜日は会議が入っていないので休みをとります」という話しをしている管理職を見ることがあります。多分、この人は自分の仕事は会議に出ることだと勘違いしているのではないかと感じることがあります。

会議室

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担当者の人の仕事

担当者の人は会議に出ることは主たる仕事ではなく、自分で手を動かして何か成果物を作ることが仕事だとわきまえています。会議は自分のチームや他のチームと意識を合わせたり、何かを決めるための手段です。

管理職の人の仕事

管理職の人にとっての主たる仕事は何でしょう。それは会社や担当、グループ、チームが目標にしているビジョンやゴールを達成させるために、必要なプランを練ったり、リソースを集めたり、課題を解決させるための糸口を見つけたりと、先々のことを見据えてレールを敷いていくのが仕事です。

緊急でなく重要な仕事に時間を

ただ、夏休みの宿題と同じで、お尻に火がつかないうちは、なかなか人間は先々のことを考えるために時間をとることが苦手です。そこで、徐々に自分の持っている時間の中で、目の前のことを何とかすることを占める割合が増えていき、いつしか本来の管理職に求められている仕事を忘れてしまうことが多いです。

7つの習慣の時間管理のマトリックスに従えば、緊急でなく重要な仕事に費やす時間を増やす努力をした方が良いでしょう。

どうしても出なければいけない会議がある日は休めないことは往々にしてあります。それを否定するつもりは全くありません。ただ、自分が休む日は会議がないから休むのではなく、主体的に休む日を決めて、自分の仕事や会議の日程を主体的に決めていった方が建設的だと思います。

おわりに

今一度、頭の中で「来週の水曜日は会議が入っていないので休もう」という考えがよぎったら、自分の頭の中の優先度に狂いが生じていないか、点検してみると良いかもしれません。

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