楽天証券HDを10月に設立し上場会社に

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楽天グループは楽天証券ホールディングスを10月3日付で設立することを発表しました。自律的な経営視点による成長戦略の遂行、独自の資金調達を含めた様々な成長及び財務戦略実行等を可能とするため上場準備を進めているとしています。楽天証券ホールディングスの傘下には、楽天証券、楽天投信投資顧問、楽天ウオレットの3社をつけて連結子会社とします。

すでに先行して楽天銀行については2022年7月4日に東京証券取引所に新規上場申請を行っていますので、楽天証券ホールディングスの上場はこれに続いての動きということになります。

楽天証券はもともとは1999年に設立されたディーエルジェイディレクト・エスエフジ-証券株式会社が源流になります。2000年にはリアルタイムトレーディングツール「マーケットスピード」がリリースされました。2003年11月に当時の楽天株式会社が株式の96.7%取得し楽天のグループ入りをしました。2004年7月には楽天証券株式会社に社名を変更しています。

2022年6月には楽天証券の証券総合口座が800万口座を突破したことが発表されました。200万口座から400万口座になるまでに4年2ヶ月、400万口座から800万口座になるのに2年3ヵ月と加速度的に口座数の増加が伸びています。

政府もNISAやiDeCoなどの仕組みを使って、貯金から投資に誘導をしようとしているので、証券会社が伸びる余地はまだまだ大きいかもしれません。

 

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