8月最後の31日(水曜日)の東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が発表されました。1万5428人の感染で先週水曜より1万人余減と大幅に少なくなっています。今年の夏休みは行動制限がかかっていなかったので、お盆が終わってからはまた増えてしまうのではないか?と危惧していたのですが、最近の傾向を見ると著しく減っているので、とても驚いています。
従来は行動制限等を通して人と人との接触機会を減らすことで、感染をピークアウトさせてきたと思っていたのですが、特に行動制限をしなくても急速にピークアウトするのはなぜなのか、とても不思議い思います。
とは言え、重症者は東京都の基準で33人、病床使用率は48.8%とまだ高い状況が続いています。街で救急車を見かける機会もまだまだ多いので、気を抜くわけにもいきません。消毒や3密の回避、人と人との距離が近いところでのマスクの着用等の基本動作は心がけていきたいと思います。
Yahoo!を読んでいると、AERAdotの記事でカンニング竹山さんが「日本のマスクはやっぱり異常 ハワイに行って気がついた」という内容を公開していました。ハワイではマスクをしている人が少ないから書いた記事のようにも見えますが、日本では第7波で東京都だけでも新規感染者数が1万人以上が近づいている状況で「日本のマスクが異常」という記事を公開するのは、どんなものなのだろう?と思ってしまいました。(ハワイは8月29日現在で新規感染者数の7日間平均が311人なので桁違いに少ないです)
ただ、この先、第7波が収まって、新種のウイルスなどが猛威をふるうようなことがなければ、日本でもマスクをかけるタイミングについては徐々に見直しをかけていくことになるのでしょう。
【2024年9月11日追記】
このエントリーを公開してから2年が経過しました。新型コロナウイルスも昨年5類に移行してからは、重篤な症状に及ぶような事例は減り、風邪に近いような位置づけに一気に近づいている印象です。2024年8月には少し流行する兆しもありましたが、そこまで大きな問題に発展するようなことはなく、現在に至っています。
風邪という病気があるわけではなく、いろいろなウイルスなどの影響による軽微な症状を総称して風邪と呼んでいるという話しを聞きました。お医者さんは診察をしたときは、重篤な症状や原因が潜んでいないかということをチェックして、特に問題がなければ風邪に倒しているとも聞きました。今回の新型コロナウイルスも風邪に分類されるような日も近いのかもしれません。
今回の新型コロナウイルスが感染拡大する前は、なぜ昔の人はそこまで疫病のことを怖がっていたのだろうと疑問に思っているところもありましたが、今回の騒動では本当に未知のウイルスの怖さを思い知りました。
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