3年ぶりに秩父の龍勢祭り(秩父吉田の龍勢)が2022年10月9日に実施されることを知り、当日、現地まで行ってきました。
秩父吉田の龍勢は手作りロケットとして吉田地区に江戸時代から伝わるとされる秋の例大祭の神事で国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
龍勢祭りの駐車場
会場周辺にはたくさんの臨時駐車場が設けられていますが、会場から離れている秩父みどりが丘工業団地の駐車場に車を停めました。ここからは無料シャトルバスが道の駅龍勢会館まで直通しています。
他の臨時駐車場は会場まで道が悪かったり急坂だったりして、歩いていくのが大変そうだったので避けました。
こちらが臨時駐車場です。TJMさんの工場の駐車場を貸していただいているようです。
シャトルバス
こちらがシャトルバスの出発地点です。
道の駅 龍勢会館行きのシャトルバスがやってきました。西武バスの貸切バスです。
道の駅 龍勢会館
10分ほどで道の駅龍勢会館に到着です。
露店がたくさん出ていました。
お腹が空いていたので、もつ煮とたらし焼きを買いました。
こちらがもつ煮です。もつが柔らかくて美味しいです。
こちらが「たらし焼き」です。一枚100円でした。
道の駅からは歩いて10分弱で会場までいけます。
途中、橋を渡ります。
橋の欄干が龍勢祭りの筒になっていました。
消防車が待機しています。2013年には龍勢から山の枯れ草や木に火が燃え移ってしまい山火事になりました。このときの消化の模様はYouTubeに動画が公開されていました。
新型コロナの影響で今年は規模を縮小しての開催です。時間も少し短くて午後1時半が最後の打ち上げです。
龍勢の製法を受け継ぐ17のグループが筒状にくり抜いた松の木に火薬を詰めて、竹などで飾りつけた龍勢と呼ばれるロケットを持ち寄りました。
椋神社
こちらが椋神社の入口です。龍勢祭りは椋神社の例大祭です。
たくさんの人がいます。
椋神社の本殿です。
こちらは舞台になります。
龍勢祭り会場
龍勢祭りのメイン会場は立ち見オンリー、座るのは禁止されていました。テレビ撮影も行われています。
こちらが打ち上げ台の方向です。
こちらで、お囃子を演奏しています。
お囃子→口上→打ち上げの順番です。口上が終わったタイミングで上がるととても格好いいですが、口上が終わってもなかなか打ち上げられない場合もあります。
空高くへとロケットが打ち上げられます。白煙の尾を引きながら空に駆け上がる姿は昇り竜にも例えられ集まった観客から拍手と歓声が上がっていました。
龍勢は高さ300メートルから500メートルほどの高さまで上がります。
空で破裂すると、色とりどりの煙が出てきました。
破裂とともに色とりどりの落下傘がフワフワと落ちてくるのが面白いです。
この日は私が見ていたロケットは全てが打ち上げ成功していました。
様々な流派があるようです。
口上の中学校の生徒です。
また、ロケットが空高くへと飛んでいきます。
こちらも空中できれいに破裂しました。
龍勢紹介コーナーもあります。
そしてまた、ロケットの発射です。だいたい、15分に一回程度の打ち上げで予定が組まれています。
こちらもきれいに空中で破裂しました。
天空の楽校から
1時間のお昼休み時間帯を使って、皆野町の天空の楽校に移動しました。本当は龍勢祭りの会場付近からも山道を登っていけるのですが、会場付近は交通規制がひかれているため、皆野の方から周りこむ形で登っていきます。
名前の通り、山の高いところにあって見晴らしの良い場所にあり、龍勢祭りのロケットも見ることができます。
こちらが天空の楽校から見た龍勢祭りのロケットです。ロケットの高さより、高いところから見下ろす形になります。
もっと離れたところから見る形になると思っていたのですが、意外と打ち上げ地点が近かったです。
天空の楽校については、こちらで詳しく紹介しています。
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