iPhone全体では好調のなかiPhone14シリーズの売上不振とその原因

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iPhone14は発売されてから1ヶ月が過ぎました。しかし、最近、販売が不調だという報道がいくつか流れています。

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iPhone14シリーズは高い

売上不調の原因と考えられる第一の要因は、大きく円安になったことにより、本体価格の上昇です。なかなか、手が出しにくい価格になってしまいました。

Apple Storeでの直販価格は11万9800円からとなっています。もっとも安いモデルでも10万円を超えるのはiPhone14が初めてです。また、iPhone14には「mini」モデルがないため、小さめのサイズを求めている人がiPhone14を選択していないという実情もあるようです。

本当は日本の販売価格は世界的に見ると安い

とは言え、iPhone14が高い高いとは言え、実はiPhone14がもっとも安く購入できるのは日本だと、ANNが報道していました。例えば、トルコでは最も高いモデルが日本円に換算して45万円という信じられないような価格でiPhoneが販売されています。なぜこれほど高いのかというと、トルコが海外から輸入されるスマホや車に高い関税をかけていることが原因とのことです

日本での販売価格は今後さらに値上げされる可能性もあります。現在の販売価格は1ドル136円程度でレート計算がされていますが、その後、円安がさらに急速に進行していて、現時点では145円ほどになっています。もしかすれば、日本でも1割程度の値上げはあるのかもしれません。

iPhone13シリーズは値下げの影響で人気に

一方で、iPhone14の発売にともなって7000円から1万円の大きな値下げとなったiPhone13シリーズは買う人が増えているというヨドバシカメラ新宿西口本店の方の声もあります。

iPhone14シリーズの新機能

iPhone14では衛星携帯通信機能や衝突検出機能も搭載されていますが、高い金額を払ってまで欲しいと思える機能ではないのかもしれません。衝突検出機能では不具合の報告もあがっています。iPhone14を持ったままジェットコースターに乗ったときに、衝突検出機能が作動し、意図せず米国の緊急通報番号である911に通報してしまう場合があることが報道されています。

iPhoneに衝突検出機能を搭載するのにあたっては様々なテストを繰り返し実施したものだと思いますが、全世界のジェットコースターで試験することは困難なので、発売前に検出することは難しかったのかもしれません。

iPhone全体では売れ行き好調

一方でiPhoneシリーズ全体で言うと、販売は好調とのことです。小型のiPhoneを求めている人がiPhone11やiPhone12のminiシリーズを購入している実態もあるようです。新品は値段が高いので、iPhone8などの何世代か前の中古も注目されているほか、日本で中古のiPhoneを購入し海外で転売する動きもあり、中古のiPhone市場は価格が変動しやすい状況になっています。

私自身はiPhone8を使っていますが、当面このまま使い続けるつもりです。次のモデルに買い替えることがあるとすれば、安価な第三世代iPhoneSEを購入するのではないかと思います。

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