千川通りの西武新宿線踏切前後の改良とクランクの解消へ

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青梅街道の関町一丁目交差点で青梅街道を斜めに交差して練馬方面を結ぶ千川通り(補助第229号線)という道があります。この道はなかなか便利ではあるのですが、西武新宿線の前後で大きな欠点があります。

踏切部分がクランクになっていて、西から来た場合は突き当たりで左折、踏切を渡ってすぐのところで右折と進む形になるのですが、この右折箇所は午前7時から午後8時まで右折禁止となっています。交通量の多い時間帯は右折待ちの車で渋滞を引き起こす原因になるためなのでしょう。

東から西に行きたい場合も同様で、日中時間帯は千川通りを直進することができません。さらにこちらは、お巡りさんが見張っていることが多いので、間違って右折をしてしまうとそのまま交通違反の切符を切られる可能性が高いです。

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改良計画

このクランクを解消して、幅員20m(車道部幅員10m、歩道部幅員5m×2)の道路を建設する計画が東京都第四建設事務所から発表されました。時間帯によらずに千川通りを直進できるようになりますので、とても便利になります。西武新宿線については並行して井荻駅と西武柳沢駅の区間で連続立体交差事業も進められますので、踏切自体も解消されることになります。

今後の予定

今回の工事にい伴い防災性の向上のため、電柱をなくしてインフラを地中に埋める工事も進められます。今後、令和4年度から5年度で現況測量と用地測量、令和5年度を目途に事業認可の手続きという流れで進みます。その後用地買収が進められて目途がついたら工事開始となりますので、工事完了にはまだ時間はかかりそうですが、今回の改良工事で、また便利になりそうです。

千川上水

なお、千川通りの道の名前は千川上水に沿って作られている道であるため名付けられています。千川上水は玉川上水の境橋に分水口があり、ここから豊島区の西巣鴨までを流れています。境橋から青梅街道の関町一丁目交差点までは親水エリアも設けられていて川の流れを見ることが出来ますが、関町一丁目交差点以降は暗渠化されています。

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