今日の午前10時ごろOutlookを使っていて、少し応答が遅い等、感じるところもあったのですが、その後、Microsoftのサーバーがダウンしてしまったようで、完全にOutlookが利用できないようになってしまいました。Outlookのアプリを再起動したところ、今度はプロファイルの読み込みすらできず、アプリが起動できないまま固まってしまいました。
試しにMicrosoftのTeamsを起動してみたところ、こちらは問題なく起動できました。しかし、カレンダーを見てみると、「現在、同期できません。すぐに同期が再施行されます」というメッセージが赤く表示されています。ただ、過去にTeamsに同期された情報は参照できるので、今日の会議の予定と接続先のリンクはたどることができました。
マイクロソフト側の問題
自分の環境的な問題なのか、外側の問題なのかが判らなかったので、Twitterをのぞいてみたところ、日本中の人が困っていることが判りました。
e-mailを1つ書いていざ送信ボタンを押した瞬間にOutlookが「応答なし」になって固まりました…。
どうやら障害が起きているようです…。 pic.twitter.com/yLSIMPA14H— RR-いにょ (@RR_Inyo) December 2, 2022
午前10時40分ごろにアプリを起動することはできたのですが、やはり応答がない場合があり挙動がとても不安定です。「応答なし」という表示が出ることもあり、作業ができる状況ではありません。
Microsoftとしてはクラウドの信頼性を確保するために、いろいろな対策をとっているのだとは思いますが、今回は長時間にわたるダウンを招いてしまう結果になりました。やはり、クラウドの怖さを世に知らしめてしまった状況です。
今年のMicrosoftは数度の障害発生
すでに、今年の7月21日に、Teamsと、連携するOffice Onlineなど複数のサービスが利用できなる障害が発生したほか、8月25日にもTeamsに障害が発生し、日本を含むアジア太平洋地域においてサービスが利用できなくなりました。今回と同様に平日のワークタイムを直撃したので、仕事をしている人にも大きな影響がありました。
少なくともメールをオンプレで使っているときには、ここまで酷い仕事への影響があるトラブルはありませんでした。いくら運用コストが安くなるとは言え、本当にクラウドに依存して良いのか否か、考えさせられる障害です。
午前11時時点ではOutlookが利用できるようになっています。Teamsのカレンダーの方も同期を再開してくれたようでエラーメッセージの表示は無くなりました。
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