デジタル庁がマイナンバーカードの普及推進のために、アニメ「SPY×FAMILY」とコラボした広報を開始しました。これが、SNSなどで、その組み合わせは流石にまずいのでは?と話題になっています。
マイナンバーカード普及に向けた
SPY×FAMILYキャンペーンを開始します。
フォージャー家のみなさん、よろしく。
特設WEBサイト見てね。https://t.co/cbV3RHKUJT#マイナンバーカード #スパイファミリー #SPY_FAMILY pic.twitter.com/udPt0s8yE9— 河野太郎 (@konotarogomame) December 20, 2022
SPY×FAMILYはその名の通り、スパイの活動を描いたストーリーで、娘役のアーニャの父親も母親も元々は何のつながりもない偽装家族、スパイに個人情報を握らせているというのは何事か!といった議論が巻き起こっています。
こちらのツイートにあるように、デジタル庁はSPY×FAMILYが人気だったためコラボしたものの、作品の中身にはあまり精通していなかったのかもしれません。
デジタル庁のお役人さんはただ人気だからコラボしただけでSPY×FAMILYを知らないんだろうな…
この人たちスパイと暗殺者でそもそも身分詐称してるんだけどマイナンバー制度を普及させる広告としては逆効果な気がする🤔 https://t.co/KZTrhwgjnz
— 青柳恵太🇯🇵JACKPOT ARTs🇯🇵 (@jackpot_arts) December 20, 2022
父親役のロイドフォージャーはスパイなので、作品の中ではパスポートや身分証明書の偽造などは簡単にやってしまいます。さすがに、マイナンバーカードの広報と組み合わせたのは、何かの悪い冗談としか思えません。
流行りのアニメ作品とのコラボということ自体は良いのですが、コラボした作品が最悪の組み合わせだったのではないかと思います。例えば、もう少し広い世代に馴染みが深い「名探偵コナン」といった作品が良かったのではないでしょうか。
今回はデジタル庁としては、10代、20代、子どもがいて忙しいためか40代のマイナンバーカードの取得申請が遅れていることから、これらの世代に響くようにSPY×FAMILYとのコラボを決めたとのことです。
これから、SNSの反響を見た情報番組などがこの話題を取り上げていくものと思いますが、逆にマイナンバーカード普及の足かせになるのではないかと、不安に思っています。
コメント