2016年度に小田原市のふるさと納税返礼品でもらったiPad Pro(型番:A1664)は6年も使っているのに、使い勝手が良かったので今でも現役でバリバリと働いています。
しかし、最近になってバッテリーが怪しくなってきました。利用中に急激にバッテリー残量の表示が減ったり、まだ50%ほどのバッテリー残量があるように見えて、突然、シャットダウンするような症状が現れています。
iPhoneであれば、設定⇒バッテリー⇒最大容量で、どの程度バッテリーが生きているか確認することができるのですが、iPadではそのメニューは存在しないので確認することができません。
ただ、利用年数から見てもバッテリーの劣化によるものである可能性が高いので、バッテリーの交換をすることにしました。ちなみに、iPodのバッテリーは、フル充電サイクルを400回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。
バッテリーの交換は大きく分けて3つの方法があります。
- 自分でバッテリーを交換する方法
- 非正規のiPhone・iPad修理店でバッテリーを交換してもらう方法
- 正規のApple Storeなどで、バッテリーサービスを受ける方法
3の正規のApple Storeなどでバッテリーサービスを受ける方法が本来は一番妥当です。1と2の方法ではバッテリーを交換したが最後、Appleの正規のサポートを受けられなくなってしまいます。結論としては3の正規の方法で交換したのですが、1から順に紹介します。
自分でバッテリーを交換する方法
成功すれば最も安くバッテリーを交換できますが、正直、難易度が高いのでお勧めしません。Amazonなどでバッテリーの交換部品が工具と一緒に売られています。
精密な商品であるがゆえ、ケーブルの断線など他のところを壊してしまう可能性も高いです。Appleのサポートも受けられなくなりますので、自己責任での対応となります。お勧めしません。
非正規のiPhone・iPad修理店でバッテリーを交換してもらう方法
街中にiPhoneやiPadの修理店を見かけることがあると思います。液晶パネルの破損などの修理に加えて、バッテリーの交換にも対応してくれている場合が多いです。
たとえば、こんなチェーン店があります。
ただ、意外と修理代金は高いですし、非正規店で修理を受けると、Appleの保証が受けられなくなるという怖さはあります。修理店固有の保証を付けている場合もありますので、各社の説明をよく確認したほうが良いです。
Appleの正規窓口でサポートを受ける
もちろん、これが一番のおすすめです。ただ、バッテリーを交換してくれるわけではなく、本体ごとの交換になります。したがって、iPadの中にあった情報はすべてクリアーされますので、必ずサポートを受ける前にバックアップをとっておく必要があります。交換されるものは新品のものであったり、整備認定済み製品であったりする場合があります。どちらかを選ぶことはできません。
どの程度の代金がかかるかは、こちらで確認できます。
今回の見積金額はこのようになりました。
私の場合はAppleCare+には入っていませんので、1万5000円という形になります。
Apple Storeで事前に予約をとって本体の交換をしてきます。
【2023/01/13追記】
Apple Store銀座に行ってきました
iPadを持ってApple Store銀座に行ってきました。午後6時過ぎに予約をして、その5分前くらいにお店に着きました。
一階のスタッフに声をかけてみると、3階に行くようにということでした。
3階に行くと、信じられないほどの密な空間でたくさんの人がいます。スタッフも多いですし、お客さんも多いです。
10分から15分ほど待つようにということでした。待っている間、周りの人の様子を見ていると、バッテリーが膨張してしまっていて、どう対応すれば良いか、SIMカードの物理的な破損等、色々な相談を周りの人はしていました。
10分ほどでスタッフの人がくれて、iPadの診断が始まりました。「もう6年も使っていただいているのに本当に綺麗ですね」などど会話しながらの診断です。
もし本体交換となると中のデータは無くなってしまうので、それに同意を求められました。
店員さんの説明によると、バッテリーの診断の結果、NGとなったとときだけ、バッテリー交換料金の1万5000円で本体交換、診断結果がオーケーだった場合は4万4800円で交換という形になってしまうそうです。
しかも、iPad Pro9.7 2016年モデルはビンテージ品の扱いになっていて、もはや交換する機種が準備できない可能性すらあるそうです。(ビンテージと言うと格好が良いですが、Appleから見ればジャンク品ということなのでしょう)
気になる診断結果は2分程度で答えが出て、問題なしの緑色表示でした。
涙目で、「バッテリーが残り60%程度であっても突然シャットダウンしてしまうので、何とかならないでしょうか?」とお願いしてみても、やっぱりダメでした。
こちらの方もバッテリー判定が緑になったようなので、公式ストアでiPadのバッテリー交換をするのは、かなり狭き門なのかもしれません。
今回は持ち帰り
4万4800円で交換という解はないので、そのまま何もせずに持ち帰ることにしました。
正規店でのバッテリー交換が難しいとすると、このまま捨ててしまうのはもったいないので、今度は非正規店でのバッテリー交換にトライします。
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