先日、日曜日の午前11時30分頃に回転寿司の魚べいに行きました。お店に着いた時点で満席で、すでに待合い室はたくさんのお客さんが待っていました。すごい人気なので驚いてしまいます。
自動受付機で人数、テーブルかカウンター席の希望、そして好きなキャラクターを選ぶと、予約番号が書かれたシートが出てきます。また待ち時間の目安として30分と表示されました。
この好きなキャラクターを選んだのは後で分かったのですが、実は大切な理由があります。
実は事前にスマホアプリで予約をしている人も多いので、待合室で待っている人以上に見えない行列ができています。
このシートにはバーコードが付いています。このバーコードをスマホのカメラで読み込むとメールの送信フォームが表示されるので、そのまま送信するとメールアドレスが登録されます。
あとは自分の順番が近づいてきたら、メールで教えてくれる仕組みです。したがって、待っている間はお店にいなくても大丈夫です。今回行ったお店はショッピングモールの中の店舗だったので、待ち時間には他の店で買い物ができたので、待つのも苦になりません。
20分ほど経ったところで、そろそろ順番になるという呼び出しがありました。お店に行ってみたところ、あと5組というタイミングでした。
待合室で5分ほど待っていると自分たちの順番が回ってきました。他のお店であれば、シートを店員さんに見せてから店員さんに案内してもらうことが多いですが、こちらの店舗は自分で機械に入力、先ほど選んだキャラクターを聞かれるので、これを正しく回答できたら、席の番号が書かれたシートが発券されます。
ここで分かったのですが、キャラクターを選ばせたのは、他の人が順番が回ってきた人の番号を指定して、早く席をとってしまうことを防ぐためです。
席に行ってみると、テーブルの上にはお醤油や抹茶の粉、お箸、一味唐辛子、わさびが置いてあります。あとは、タブレットから自分の好きなものを注文します。もはや、テーブルの上にはメニューやガリすらなくなってしまいました。メニューはタブレットの画面で流用、ガリはタブレットからオーダーすると無料で運ばれてきます。
回転寿司とは言っても、勝手に出来上がったお寿司がレーンを回っいるようなことはありません。タブレットでのオーダーが必ず必要です。これならば、誰もとってくれなき皿の上の食品を廃棄する必要がなくなるので良い仕組みだと思います。
お客さんが選んだ商品を運ぶトレーが動く特急レーンは三段式、それぞれの段で独立したトレーが動きています。店員さんが商品を運ぶ必要がまったくないので、省力化に一役買っいます。
帰りも会計用伝票を持って自動会計機に行けば精算がかんたんにできます。以前のように店員さんを読んで皿の枚数を数えてもらう必要はありません。すべて注文履歴より計算された金額で精算される形になります。
以前であれば精算を容易にするために110円均一とか、皿の色で数種類の価格に分かれているという仕組みが多かったですが、お寿司の値段は細かいバリエーションがつけられるようになっています。
前回来たのは2017年だったので、すでに5年ほど経っています。こちらが前回訪問時のレポートです。
ずいぶんこの5年間で進歩したと思います。
店員さんはほとんど、お客さんが帰ったあとのテーブルをきれいにする役目に特化されています。大きく省力化を図ることができています。人件費は原価の中に占める割合が大きいので、お寿司を低価格で提供するのに大きな効果が出ていると思います。
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