最近、回転寿司業界に対する嫌がらせや悪戯に関する動画流出が毎日のように報道されています。これらの報道などを見ていると、回転寿司に行くのが躊躇われてしまう人が出てしまいます。
犯人のほかリツイートした人やマスコミも炎上の犯人
これらの嫌がらせ動画流出に関して最も悪いのは犯罪を実行した人たちですがら次に悪いのはSNSなどでリツイートをしてバズらせた人、視聴率がとれることをいいことに連日取り上げているマスコミだと思います。
これらのSNSやマスコミの報道を見てまた模倣する人が出てきて、さらに炎上するということを繰り返してしまいます。
面白がって犯罪動画をリツイートした人に対しても、処罰が下されるべきだと思いますし、「こんなことをしてはいけません」と伝えながら動画を放送するなどして取り上げたマスコミについても、処罰が必要だと思います。
炎上の結果は回転寿司の値上げにつながる
炎上して回転寿司業界に対して悪いイメージができてしまうと、その汚名をはらすために、業界では安全性を確保するための大きな投資をしなければいけません。これは、回転寿司の価格に跳ね返ってしまいます。無人販売所もそうですが、日本は信頼をベースにして営業をすることで、低価格を維持しているものが多くあります。このようなサービス形態は大事にしていかなくてはいけません。
正直、回転寿司業界が低価格を維持するために努力していることはITの活用も含めて涙ぐましいものがあります。
この努力を無にするようなことがあってはいけません。
マスコミの使命
マスコミは動画を放送する必要はなく、あくまでも発生した犯罪に対して、どんな求刑が行われて、どれだけ大きな罪に問われたか?という事実だけを淡々と放送して、2度と同じような犯罪が起こらないように国民に呼びかけることにとどめるべきです。
今回の犯罪は
- 威力業務妨害罪(刑法第234条)
- 器物損壊罪(刑法第261条)
- 窃盗罪(刑法235条)
が成立する可能性があります。実際に刑が確定するのは、まだ先になると思いますが、マスコミは民事における判決も含めて、今後しっかりといかに大きな処罰につながるか?という事実を報道して、再発の防止に繋げて欲しいです。
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