カーエアコン（エアコンディショニングシステム）はいつもオンにしているという場合が多いと思いますが、冬場はカーエアコンをオフした方が燃費が向上するという情報もあります。
車の暖房はエンジンから発生する熱を利用する仕組みになっているので、エアコンのコンプレッサーはオフにしても車内を暖めることができます。
また、冬場は空気が乾燥していることも多いので、余計にコンプレッサーで除湿する必要もありません。逆に冬でも雨が降っていたり湿気が多い日には窓が曇る場合があるので、エアコンをオンにした方が良いです。
また、長期間にわたって、エアコンを稼働しないことも車にとっては害になります。コンプレッサーを定期的に回さないと潤滑不足やシール部の痛みが発生して、ガスが漏れやすくなる場合があるためです。
また、近年の技術進化に伴い、エアコン自体の消費エネルギーが少なくなってきているので、人が調整するよりも、オートエアコンでずっとONにしたままの方が良いという意見もあります。
正直、車の種類もまちまちなので、一概にこの方法が良いと決め打ちできないということなのでしょう。
私の場合は、ホンダのグレイスに乗っていますが、冬場はエアコンをオフにした方が確実に燃費は良くなります。ホンダのグレイスはハイブリッドカーなので、エアコンのコンプレッサーはエンジンではなく電気でモーターを回して稼働しています。そのおかげで、車が電気で走っていたり、停車中にアイドリングストップしている時も、エアコンが動作し続けてくれる点が嬉しいです。
エアコンをモーターで稼働させる以上、電気は使い続けてしまうので、燃費には影響しやすいのかもしれません。
もう少し技術が進歩すれば、人は意識することなく、一番車内が快適で燃費が良くなるモードを自動的に選んでくれるようになるでしょう。
私の場合は燃費に貢献してくれる効果は見えているので、冬場は基本的にエアコンはオフ、窓が曇るような日はオン、油類が固まってしまわないように一ヶ月に一回くらいはオン、といった頻度でエアコンを使おうと思っています。
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