車載装備品のサブスクリプション契約の良し悪し

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電車の中でスマートニュースを使って、車関係の記事を読んでいると、車載装備品のサブスクリプション契約がBMWなどで登場しているという報道がありました。

それも、ソフトウェアサービスはでなく、車に装備されているハードウェアを月極料金を支払えば使えるようにするというサービスです。

具体的には、BMWはでは車に装備されているシートヒーター機能を使いたい場合には、サブスクでお金を追加で払いなさいというサービスを始めました。値段は想像以上に高くて月額約2500円だそうです。

シートヒーター機能が必要なければ追加の費用はかかりません。シートヒーター機能は主に寒い時期だけ利用しますが、その寒い期間に限って契約することもきでるようです。

メリットとしては、車を買ったときに追加装備として選ばなかった機能がお金をある期間払うだけで簡単に利用できるようになるということでしょうを

ただ、デメリットが大きすぎる気がします。何より、シートヒーター機能を使わない人の車にも最初からハードウェアとしては組み込まれているので、このハードウェア代金を誰かがコスト負担しなければいけません。

このコストがサブスク契約する人に課せられているのであれば、不当に高い料金を負担することになりますし、逆にサブスク契約しない人の車の代金に含まれているならば、機能を利用しないにも関わらず、お金を払うことになってしまいます。

もしかすると、シートヒーター機能が付いているシートと、シートヒーター機能が無いシートの価格はさほど値段差がなく、コストのことをさほど心配する必要がないのかもしれませんが、だとすれば、車のメーカーがシートヒーター機能でお金を儲けすぎていることになるので、これも消費者の理解は得られにくいと思います。

ソフトウェアはいろいろな機能を組み込んだ最初の開発にはお金がかかりますが、各車両に組み込むときには追加の費用がかなりません。しかし、ハードウェアは車体個々に追加の費用がかかってしまいます。

ハードウェアでサブスクリプション契約をするのは、あまり現実的ではないと思います。

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