最近、NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」が再放送されていますが、能年玲奈さんのお母さん役として小泉今日子さんが活躍されています。
また、こどもの日にNHKで放送された「我が心の大滝詠一」でも快盗ルビイという曲で小泉今日子さんが熱唱されていたのをみて、この快盗ルビイという映画がどんな映画なのかとても気になりました。当時、小泉今日子さんが所属していたビクター音楽産業が1億2000万円の制作費の全額を出資、東宝により制作された作品です。
そこで、こちらの映画、快盗ルビイを観てみました。
マンションの2階に住んでいるDM発送会社に勤めるしがないサラリーマンの林徹(真田広之)にある日転機が訪れます。それは上の階に小泉今日子が演じる加藤留美が引っ越してきたことです。林徹はマザコンの雰囲気を漂わせているのですが、なぜかたびたび留美から声をかけられるうちに親しくなっていきます。ルビイはこの加藤「留美」の名前と歌ではルビーにかけられていることを初めて知りました。
親しい人は留美のことをルビイと呼んでいるということ、スタイリストをしているけれども、これからは犯罪者になることを徹に宣言、この犯罪計画に徹も巻き込まれていきます。
映画を見ていると、水野久美さん、高見恭子さん、岡田真澄さん、木の実ナナさん、秋野太作さん、名古屋章さん、陣内孝則さんなどが出演されていました。特に陣内孝則さんの若い頃の作品を見たのは初めてかもしれません。
映画の途中では、小泉今日子さんと真田広之さんが「たとえばフォーエバー」という曲をデュエットをします。まるで、昔のミュージカルを思わせるような演出でとても力が入っていることを感じさせるシーンでした。
また、エンディングから小泉今日子さんの曲「快盗ルビイ」に移るところも自然な雰囲気に仕上がっています。心温まる良い映画でした。
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