NHKのBSプレミアムで、2013年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」が再放送されています。脚本は宮藤官九郎さん、主演は能年玲奈さん(現在は、のんさん)、能年玲奈さんのお母さん役に小泉今日子さん、お父さん役には尾美としのりさん、能年玲奈さんの祖母役が宮本信子さん、祖父役が蟹江敬三さんが出演しています。
「あまちゃん」は放送された当時は大変に流行っていたのですが、残念ながら今まで観たことがありませんでした。そこで、10年経った今、再放送をレコーダーで録画して観るようにしています。
物語は小泉今日子さんが演じる天野春子が能年玲奈さん演じる天野アキを連れて北三陸市に里帰りするところから始まります。天野春子は海女になるのが嫌で高校生の頃にアイドルになることを目指して東京に飛び出していました。その後、尾美としのりさんが演じる黒川正宗と結婚、アキを産みますが、天野春子はアキを連れて北三陸に戻ってくるところから物語が始まります。
アキは海女に興味を持つほか、北三陸のホームページにアキの動画を載せると鉄道ファンが押し寄せるようになりました。自力でウニが捕れるようにアキは格闘します。
高校では南武潜りに興味を示し、潜水士の資格取得を目指します。
要所要所には1980年代のアイドルが登場します。春子が高校生まで使っていた屋根裏の隠し部屋には、松田聖子さんのポスターをはじめ、お宝でいっぱいです。これも視聴者の心をつかむ一つのアクセントになっていることは間違えありません。
「じぇじぇじぇ」という驚きを現す造語のアクセントが軽妙で、物語の明るさを演出する一つの決め手になっています。
先日になってようやく、天野春子(小泉今日子さん)が「潮風のメモリー」を歌ってくれました。いつもは「がさつ」な春子が歌う潮風のメモリー、アキは「かっけええ」と言って聞き惚れます。
今回初めて観るドラマということで、物語の展開が楽しみになってきました。
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