日経クロステックに偽装SSD問題に関する記事がありました。
3000円台で販売されていた16TB(テラバイト)の外付けSSDを実際に購入して解析をしたという内容です。
実際にパソコンに接続すると、16TBのSSDとして認識されるということなので、ぱっと見は可笑しな製品と気づくことはできません。ウイルスの混入もないので、ウイルス対策ソフトで検知されることもありません。
しかし、読み書きの速度を測ると極端に遅い、64GB以上のデータを保存することがきでないといった不具合があり、筐体を開けてみたところ、64GBのマイクロSDXCカードが入っていただけだったようです。
このような詐欺商品を買わないようにするためには、どうすれば良いでしょう。どんなに外観をしっかりと見ても詐欺商品と見抜くのは至難の業です。
一つは相場から見て極端に安い商品は避けるという策があります。
二つ目はしっかりとしたブランドの商品を選ぶという策があります。
三つ目は「しっかりとしたブランド」を装っている詐欺商品があるので、信頼できるショップで購入するという策があります。
秋葉原などにあるようなジャンクショップ、オークション、フリマサイトなどからの購入はリスクを伴うことを意識しておいた方が良いです。Amazonや楽天市場を利用して購入する場合も、販売店は信頼をおけるショップなのか十分に確認をした方が良いでしょう。
同じAmazonでもAmazonそのものが扱っている商品なのか、良く分からない会社がマーケットプレイスで販売しているのかによってリスクが大きく変わります。
例えば、こちらの商品はAmazonで検索をすると見つけられます。
値段は相場よりも桁外れに安いです。口コミレビューは悪いです。ブランドはChangLLという名前であまり聞き覚えがありません。販売元はLongYanShiXinLuoQuBeiChengXiaoZeYongBaiHuoLingShouという中国の福建省にあるショップです。
デザインを見ると、Akiba PCホットラインで詐欺商品とされているものと似ています。
本当に期待通りの性能や機能を発揮してくれるのか、冷静に判断が必要な商品だと思います。
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