先日、ANKER SOUNDCORE Liverty4というイヤホンをいただきました。1万5000円ほどするワイヤレスイヤホンです。いただいたときには、普通のワイヤレスイヤホンかな?と思っていたのですが、実際に使ってみると、まったく普通ではありませんでした。今まで、3000円程度のワイヤレスイヤホンしか使ったことがなかったので、正直驚きです。
外箱とバッテリーケース
最初に驚いたのは外箱の構造です。周りのビニールを剥がしたあと、中の物を引き出そうとしても出てきません。どういう構造になっているのか、散々観察したあげく、横の方をパカッと上に押し上げると簡単に開きました。あまりにも造りが懲りすぎていて分かりませんでした。
続いて中から出てきたバッテリーケースの開け方が分かりません。
このケース、上の薄い部分が開きそうなのですが、爪を入れて押し上げてもビクともしませんでした。今一度、説明書を読むと、なんと横にスライドして開ける構造になっていました。
上記の写真のように開きます。この構造もなかなか想像がつきませんでした。
続いて、iPhoneに専用アプリをインストールします。その名もSOUNDCOREという名前のアプリです。
インストール後にアプリを起動すれば必要な設定を簡単にできます。
充電
充電はバッテリーケースに付いているUSB-C端子で行います。実は地味に便利なのは、ワイヤレス充電に対応している点です。ケースのままワイヤレス充電機の上に置くだけで充電が開始されますのでとても便利でした。
イヤーチップ
イヤホンが耳に当たる部分に付けるイヤーチップはサイズ別に四種類付いています。非常に柔らかくてしなやかな半透明の素材です。
標準で付いているのは真ん中サイズよりも少し大きめのものでした。これでも良かったのですが、さらに大きいLサイズを試してみたところ、装着感が良かったので、現在はLサイズを使っています。
モード
NRのモードの種類
モードは三種類あります。
- ノイズキャンセリング
- 標準
- 外音取り込み
ノイズキャンセリングは周辺の雑音をかき消して、できるだけ音楽に没頭できる空間を作ってくれます。
ノイズキャンセリングの効果
このノイズキャンセリングの効果がどの程度あるのかは、このモードを標準に変えてみれば直ぐに分かります。
ただ、ノイズキャンセリングをしても、周囲の音はかなり軽減されますがさすがに無音というわけにはいきません。消せずに残る音が必ずあります。
しかし、電車の中などの五月蠅いところで、ノイズを軽減して、音量を抑えて音楽を再生することができるので、耳の健康のためにはとても良いと思いました。音を小さくしても低音の響きを感じることがきでます。
お店に入ったときに店員さんから話しかけられたような場合は何を言っているのか判らなかったので、イヤホンを外しました。音域によってノイズキャンセルしやすい音域があるのでしょう。
外音取り込みモードは積極的に周囲の音を取り入れてくれます。ただ、道を歩いているときなど危険な状況ではイヤホンは外して歩くのがベストです。
エフェクト
音質を調整する機能は全部で三種類あります。
- HearID
Soundcoreアプリ上で特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定します。健康診断で行われる聴覚検査そっくりで、中音域、低音域、高音域それぞれで大きな音から小さな音に切り替わっていき、その音が聞こえるかどうかをタップします。
私の場合、高音域が聞き取りにくくなっていたのが、なんとなく寂しかったです。聞き取りにくかった音域は強調して再生されます。
- 3Dオーディオ
音楽モード、ムービーモードがあります。確かにダイナミックな感じで迫力があるのですが、少し人工感があったので、現在はHearIDのモードで使っています。
- カスタム
グラフィックイコライザーで各音域の強弱を自分で設定します。
ヘルスモニタリング機能
イヤホンなのになぜがヘルスモニタリング機能が付いています。心拍数を測ったり、そのときのストレス度を測定できたりします。
今回、SOUNDCORE Liverty4を使ってみて、ワイヤレスイヤホンが面白い方向にとても進化していたので、驚きました。
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