先日、山梨県の南アルプス市で宿泊した際、東京へ帰るときに中央自動車道の甲府南インターチェンジ方向へ真東に車を走らせていると、南アルプスインターチェンジを過ぎたあたりから、とても高規格な道路になりました。
まるで高速道路のように片側二車線の高架道路になっていて、交差点がありません。道路標識は保土ヶ谷バイパスと同じ緑色の標識でした。自動車専用道路で一般道の扱いだと思うのですが、どの車も時速80Kmほどでとばしています。
あっという間に甲府南インターチェンジに近い西下条ランプに着いてしまいました。
あとから調べてみると、新山梨環状道路(南部区間)という道だったようです。現時点で約9Kmが開通しています。
この新山梨環状道路は甲府を取り囲むように全長43Kmの環状道路となっています。東西南北の4つの区間に分かれていますが、現時点では西部区間と南部区間の二区間(18.6Km)が通行できるようになっています。
国道20号線を始めとして、甲府市街地はとても混雑しているため、新山梨環状道路は車を分散させることで、甲府市街地の渋滞を解消する狙いがあります。もしも全線が開通すれば、国道20号線を石和あたりから韮崎方面に行く場合は北部区間に迂回すれば甲府の市街地をバイパスできます。
東京から南アルプス市に行く場合は中央道で甲府南インターチェンジで降りて、新山梨環状道路の南部区間を利用すれば最短で行くことができます。
とても、便利な道なので、全線開通を楽しみに待ちたいと思います。
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