楽天モバイルの携帯キャリアサービス契約数が500万回線を突破したことについて発表がありました。8月10日の楽天グループの業績発表では、6月末時点での契約数が481万回線、7月時点で491万回線と説明されていましたので、1カ月弱で9万契約を積み上げたことになります。
楽天モバイルでは2020年4月から携帯キャリアサービスを本格的に開始、判りやすくシンプルで低廉な料金体系を掲げて、全国に基地局の整備を進めてきました。約3年3ヶ月で500万回線を達成したことになります。
携帯接続の民主化(無制限、安価、高品質)を掲げ始めた楽天モバイル。昨日、契約者数が『500万回線』に到達致しました。引き続き更なるサービス向上に向け、グループ一丸となり取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
楽天モバイル最強プラン→https://t.co/hkjtOq2Oxe— 三木谷浩史 Hiroshi (Mickey) Mikitani (@hmikitani) August 28, 2023
楽天モバイルでは2022年7月に、それまで提供していた1GB以下のデータ通信量であれば基本料金が無料で利用できるプランを終了しました。この変更により大きく契約数が落ち込むリスクがありましたが、一時的な落ち込みもあったはものの、また順調に契約数を伸ばしています。このプランを見直した際に契約解除した人は、ゼロ円で回線を維持していた人が多かったと思われますので、楽天モバイルの売上自体には大きく影響しなかったものと思います。
私自身は楽天回線はサブ回線として念のため保有していてゼロ円の契約を続けていましたが、楽天のプラン変更時にメイン回線のIIJmioからMNPして楽天モバイルをメイン回線に変更しました。だいたい、毎月20GB以下の使用量なので、税抜1980円を楽天に支払っています。支払っているとは言っても楽天の期間限定ポイントで払っていますし、楽天市場で還元されるポイントも大きいので、実質的な負担はありません。
すでに3大キャリアがあるなかで、これから4つ目のキャリアが出来て、本当に全国展開などできるのかと計画を怪しむ声もありましたが、基地局の展開も2022年末の段階で98%(2020年末で71.5%、2021年末で95.6%)に達しています。楽天モバイルはプラチナバンドを持っていないので、建物内などで電波が通じにくい場所もありましたが、auとのローミング契約でカバーをしています。楽天の回線とパートナー回線のエリアを合わせた4G人口カバー率は99.9%に達しています。
また、早ければ2023年内には楽天モバイルでプラチナバンドが使えるようになるという報道もあったため、今後、更なる改善が進むかもしれません。
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