先日、ディーラーで車検整備を実施した際にバッテリーの点検で注意信号がともりました。パナソニックのCAOSという比較的高性能なバッテリーを利用していたのですが、すでに3年が経過したので、そろそろ交換どきであることには間違えありません。
また、最近の高性能バッテリーは徐々に性能が落ちるのではなく、突然、利用できなくなるとも聞きます。
ディーラーで交換すると工賃込みで2万円弱、ちょっと高めなので、ディーラーでの交換は見送りました。車検が終わったら何らかの手段でバッテリーを交換しようと思っていました。
オートバックスでバッテリーを確認
オートバックスはバッテリーが高いとは聞いていたのですが、どの程度の価格で販売されているのか興味があったので、店舗に行ってみました。
社名の「AUTOBACS」は、「Appeal」(アピール)・「Unique」(ユニーク)・「Tire」(タイヤ)・「Oil」(オイル)・「Battery」(バッテリー)・「Accessories」(アクセサリー)・「Car Electronics」(カーエレクトロニクス)・「Service」(サービス)の頭文字をとったものです。
適合するバッテリーはXXB19Lというタイプです。XXのところには40とか60といった数字が入ります。数字が大きいほど貯められる容量が大きなバッテリーということになります。
今回、オートバックスに行ってまず目に入ったのはこちらのバッテリーです。
激安バッテリー発見
なんと、適合するバッテリーが税込4480円で売られていました。オートバックスのプライベートブランド商品でしょうか、パッケージにはAとだけ書かれています。製品保証は1年または二万キロまでと少し短めでした。
メーカーはバッテリーの有名メーカー、GSユアサでしたので、信頼はできそうです。
一方、パナソニックのCAOSも置いてあったので値段を確認すると、二万円近くでした。ネットでは9000円弱で販売されているので、CAOSに交換する案は無くなりました。
オートバックスのメンテナンス会員だったため、バッテリー交換工賃は無料でした。翌日からオートバックスの会員制度が変わるタイミングだったのでラッキーでした。
そこで、今回は激安バッテリーの商品を購入してみました。店員さんからは、「寿命が短いので気をつけてください」と言われました。
バッテリー交換完了
ピットに車を回して15分ほど待っていると、作業が終わったという連絡があったので、車を取りに行きます。こちらでも同様に、「今まで使っていたバッテリーは最大級の容量でしたが今度はグレードダウンしているので気をつけてください」と言われした。
車に乗って最初に感じたのは、オーディオの音質が格段に悪くなったように感じます。音の透明度が落ちてモヤがかかったような感じです。PANASONICのCAOSに変えたときは逆に音質がとても良くなったように感じたので、やはりCAOSは凄いです。こちらはCAOSによる音質がよくなる理由の説明です。
高速に乗って全部で100Kmほど運転してみると、音質の悪さはさほど気にならない程度にはなりました。バッテリーが充電されて電圧のフラツキが軽減されたのかもしれません。
ハイブリッド非対応?
家に帰ってからバッテリーの説明書を読んでみると、充電制御車、アイドリングストップ車、ハイブリッド車には適合していないと書かれていました。さらに調べてみると、ハイブリッドシステム用の補機バッテリーは、ハイブリッド車のバッテリーが発するガス排出の構造が違うので通常バッテリーでは代用できないと書いてありました。
ただ、グレイス自体が標準バッテリーとして38B19Lを搭載しているので、今回のバッテリーで大丈夫と信じてこのまま使いたいと思います。
(保証期間の1年が経ったら次回12ヶ月定期点検でCAOSをネットで購入してディーラーで持ち込み交換してもらいます)
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