日本にある吉野家が外国人向けのおすすめメニューを置いているようなのですが、このメニューの金額がとても高額になっていることが話題になっています。
x(旧Twitter)で共有されている写真を見ると、下記の商品がお勧めされていました。
- 鰻重牛小鉢セット(2枚盛り) 税込2338円
- 鰻重牛丼小盛セット 税込1837円
- 鰻重牛カルビ丼小盛セット 税込2013円
- 鰻重唐揚げ丼小盛セット 税込1947円
決してインバウンドの外国人向けに値段を高くして売りつけているわけではないのですが、鰻重をセットに組み合わせることで客単価を押し上げていることが分かります。鰻重と唐揚げ丼など、日本人であればあまり頼まないセットではあります。
円安や物価高の影響で、日本人が外国に行ってお昼ご飯を食べようとすると、少なくとも2500円くらいはするという話しを知り合いから聞きましたが、まさにそんな感じの価格帯です。もしかすると、外国人から見ると、あまり高いとは感じない見慣れた値段帯なのかもしれません。
逆にインバウンドの外国人が吉野家に入って、牛丼の値段を見たら、なんでこんなに安いのかと驚くのではないかと思います。
2022年の記事ですが、米国の吉野家では牛丼が一杯827円と報じられています。
アメリカでは牛丼1杯827円?海外の吉野家の価格は日本とこんなに違う | dメニューマネー(NTTドコモ)
マクドナルド の看板メニューである「ビッグマック」は、海外でも人気だ。各国での価格が比較されることがあるが、日本人であれば日本発祥の牛丼チェーン・吉野家 < 9861> の「牛丼」の価格が国によってどのくらい違うのかも知ってお
だいたい、日本の値段の2倍程度です。2022年よりも円安、物価高が進んでいるので、もっと値段の差は開いているのではないかと思います。
日本では給与水準が変わらずに物価も大きく上がることはなく失われた20年などと呼ばれながらコロナ禍を迎えましたが、その後の円安進行、物価高によって本当に日本人は貧乏になってしまいました。日本の中にいる限りはそこまで実感することはないのですが、外国に行くと如実に感じます。少子高齢化により、今後はさらに厳しい未来が待ち構えている可能性もありますが、高度成長時代のように日本が復活することを願っています。
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