プロジェクターとシーリングライトが一緒になっているPoppin Aladdinという商品を寝室で使っています。ライトを点けたり消したりするのは、リモコンでやっても良いのですが、リモコンを手に取るのが面倒くさいので、Aladdin Remolessというオプションの製品を接続して、音声でコントロールしていました。
ここ数日、反応しなくなったので何があったのか調べるためにスマホでアプリを起動してみると、Aladdin Remolessの音声コントロール機能が2024年1月1日以降、利用できなくなるという文字が目に飛び込んできました。また、Aladdin Remolessに代わる商品の発売予定も無いようです。
Remolessを使っている人には、Aladdin X製品を購入するときに使えるクーポン券を発行してくれるようですが、Aladdin x製品を購入する予定もないですし、Remolessはフリマアプリで安価に購入したのでクーポン券発行対象になるのかどうかもよく分かりません。
実はもともと事業を立ち上げたpopIn社は事業を2022年6月にXGIMI社に譲渡しているのですが、Remolessの音声認識エンジンは外部の会社の技術が採用されていて異なる事業者のサービスに代替えできない仕様となっていると説明されています。
実際、そうなのかもしれませんが、最近ではプロジェクター付きシーリングライトの競合商品もあり、売れ行きに陰りが出ていることは考えられそうです。販売価格を見ると以前よりも安売りされるようになっています。スマートスピーカーのサービスを続けるためにセンターの機器を更新したり稼働し続けるコストの捻出が難しくなってきた背景はあるように思います。
今回、利用できなくなる機能は下記のとおりです。
- 音声コントロール機能ならびに外部機器のコントロール機能
- スマートフォンアプリ
- Bluetooth接続によるスピーカー機能
平たく言うと、Aladdin Remolessはただの箱になります。(プロジェクター付きシーリングライト自体は今まで通りに使えます)
LINEのスマートスピーカーも先日、サービスを終了しましたが、もはやスマートスピーカーは3つの会社に集約された形になりそうです。
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