三菱UFJ銀行から読み手を混乱させる無料がん保険の案内が送られてきた

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三菱UFJ銀行から「あなただけの特別な案内」と称して、とても胡散臭い内容の封筒が届きました。中身を開けてみると、フリーケアプログラムと称する無料の保険の案内です。

しかも、この案内がとても巧妙な罠のようになっていたので、見た瞬間に驚きました。まさか、三菱UFJ銀行ほどの信頼ある金融機関でも、こんなに酷いことをするのかと。

その文面がこちらです。まず、上の方でアンダーラインと太字にして”がん診断1次金として10,000円をお受け取りいただける「無料プラン」をご用意しました。」とあくまでも無料を意識させます。

そして、3段落目からは目立たぬように有償の充実補償プランの話しにすげ変わっています。(有償プランがいくらなのかはこの文面では分かりません)

そして、真ん中の部分では、一時金が100万円払われる、入院日数無制限で5000円払われる、先進医療を受けたら一回1000万円まで、最大2回まで払われるといった目を引く話しが倍角の文字で強調されています。

この文章、丁寧に読まなければ、無料プランでものすごい手厚い補償が受けられると錯覚してしまう構成です。

しかも、期限のような日付が随所に書いてあるので、なんだか急いで申し込まなければいけないような気がしてくる仕組みです。

お年寄りなど、認知機能が少し低下してきていると、誤解する人が相当数出てくるのではないでしょうか?

無料プランと有償のプランは同じ紙面で混在して紹介せずに、はっきりと明確に分けなければ誤解を生みます。

調べてみると、この無料保険に関する危うさの指摘は他にもありました。無料とはいえ補償の手薄さや個人情報の取り扱いなどが指摘されています。

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救われたのは「加入依頼書の方は無料プランの申込みと有料プランの申込欄が明確に分かれていた点です。これは少し安心しました。

同様のブリーケアプログラムの案内は楽天カードなどからももらったことがありますが、楽天カードであれば「何かあるんだろうな」と勘が働くものの三菱UFJ銀行だと少し勘が鈍くなります。

銀行は信頼が命。三菱UFJ銀行には保険会社と組んだこのような商売の方法には足を踏み入れてほしくありません。

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