日曜日の朝8時59分に東京湾を震源とする地震が発生しました。震源の深さは80km、マグニチュードは4.8です。Tweetを調べてみると、地域や屋内か屋外か、そのときの状況により、かなり地震の感じ方には人によって違いがあったようです。都心に近いところにいた人でも気が付かなかった人もいました。
都内や神奈川県の一部のエレベータが停止したほか、東海道新幹線が品川駅と新横浜駅の間で停電し、線路上で停止したという報道もありました。NHKニュースによれば、東京大学の平田直名誉教授は「気象庁の発表した震源は東京湾だったが、その近くの千葉県北西部は比較的地震活動が活発な場所だ。今回は位置がやや西にずれていたことから震源が東京湾になった」と説明しています。能登半島地震が発生したばかりで、東京湾を震源とした地震が発生すると非常に心配になります。
地震の大きさの分布を見ていて少し不思議だったのは同じ東京都の中でも震源からの距離に異存することなく、市区町村によって揺れの大小があったことです。
東京都の23区外で特徴的な震度4の観測点は下記のとおりです。
- 調布市西つつじヶ丘
- 町田市本町田
震度3の観測点は下記のとおりです。
- 調布市小島町
- 町田市忠生
- 町田市森野
- 八王子市堀之内
- 八王子市石川町
- 府中市朝日町
- 小平市小川町
震度2については自治体の名前でしか見つけられませんでした。主な自治体は下記のとおりです。
- 立川市泉町
- 武蔵野市吉祥寺東町
- 三鷹市新川
- 昭島市田中町
- 小金井市本町
- 東村山市本町
- 国立市富士見台
- 清瀬市中里
- 東久留米市本町
調布市と三鷹市は隣接していますが震度4と震度2で二段階も違います。
さらに調べてみると、このようなTweetを見つけました。
地形の原因なのか地盤の影響なのかは分からないですが、西つつじヶ丘(調布消防署つつじヶ丘出張所)は少し揺れが大きめに観測されやすい地点のようです。
報道でも触れられていますが、首都圏でもさらに強い揺れを伴う地震が常に起きうるため、家具を固定するほか水や食料を備蓄をするなど、日頃の備えを進めることが最も大切なことだと思います。
コメント