味の素の「直火焼き豚・味は正統派・然も減塩・白チャーハン」が美味しい

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お正月明けにチャーハンを食べたくなり、2024年初炒飯として食べたのが、味の素の「火焼き豚・味は正統派・然も減塩・白チャーハン」です。最近の冷凍チャーハンはどれもこれも本当に美味しいと思います。昔であれば中華料理屋さんに行かなければ食べられなかったようなチャーハンに近いものが家で再現できるようになったのは本当に素晴らしいことだと思います。

味の素の公式サイトでは、「直火焼豚のうまさと、卵、白葱が香ばしい、シンプルで正統派な味付けのチャーハンです。しかも塩分40%カットなので、塩分を気にせず欲望のままガツガツ食べられます。」と宣伝されています。

血圧高めの人は健康診断のときなどに、「塩分のとりすぎに注意しましょう」と必ず言われるので、塩分を気にしている人が多いと思います。ただ、塩分を控えめにすると美味しさも半減してしまい、味にパンチがなくなってしまいます。味の素の塩分40%カット炒飯はどんな仕上がりになっているのか、とても楽しみです。

原材料は下記の通りになっています。

米、ねぎ、全卵、焼き豚、風味油、植物油脂、ショートニング、発酵調味料、みりん、ラード、しょうゆ、砂糖、香辛料、チャーシュー風味調味料、ポークエキス、食塩、酵母エキス調味料、チキンエキス調味料、ポークエキス調味料、酵母エキス、いため油(なたね油)/ 調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、カロチン色素、増粘剤(キサンタン)、(一部に小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

原材料は利用している量が多いものの順に書かれていますが、米が一番多いのは想像通りとしても、次にネギが順位付けされるのは意外でした。そのあとは、全卵、焼き豚と続きます。

栄養成分表示 100g当たり
エネルギー194kcal
たん白質4.4g
脂質4.5~9.7g
炭水化物28g
食塩相当量0.71g
カリウム209mg
リン48mg

気になる100グラム当たりの栄養成分表示ですが、エネルギーが194Kcalというのは意外と多いという印象ではあるものの、食塩相当量が0.71グラムという少なさなのは驚きです。脂質が4.5グラムから9.7グラムという幅を持った表示になっているのは何故なのでしょう。

同じ味の素のザ・チャーハンでは、同じ100グラム当たりで換算すると、エネルギーは178Kcal、食塩相当量は1.37グラムでした。脂質は6グラム弱で白チャーハンのような幅はありません。やはり、白チャーハンの脂質が幅を持った表示になっている理由が気になります。また、白チャーハンはせっかく塩分控えめで健康志向を強調しているのに、エネルギーが多いというのも納得がいかないところです。

実際に白チャーハンを食べてみました。まずチャーハンから漂ってくる香りはチャーハンそのもので美味しそうです。お米のパラパラ感も上手に再現されています。具とご飯のバランスも丁度よいように見えます。

気になる味ですが、塩分を控えているなというのは直ぐに判りました。ただ薄味にならないようにアミノ酸を上手に使っているようで、確かに出汁のような味のコクを感じます。塩分のとり過ぎが気になる場合は、この味であれば十分に納得できると思います。ただ、塩分を気にしなくて良いのであれば、ザ・チャーハンのほうを選んでしまうかもしれません。

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