照明を点けたり切ったりするために右の写真のスイッチが各部屋にあります。使用頻度が高い部屋のスイッチが壊れてしまいました。壊れ方ですがスイッチを押し込んだ状態で戻ってこなくなります。カチカチ言わなくなるので照明のオンオフができません。
これはスイッチの中にある金属製の板バネが金属疲労、経年劣化で亀裂が入ってしまったことにあります。板バネが押し戻してくれないので、スイッチが押し込んだ状態のままになってしまいます。
原因が異なる可能性もあるので必ずしもこちらで紹介した方法で直るとは限らないことはご留意ください。また修理の自信がない場合はお勧めしません。電気部品の修理となりますので、感電や火災などのリスクがあります。修理に関しては自己責任でお願いします。業者さんに頼めば数千円〜で対応いただけるようです。
板バネが原因の場合はこちらの部品で解決しました。パナソニックのWT5001 という商品です。
スイッチの種類によっては他の部品が必要な場合もあります。カタログを見るとスイッチ部分が光る・光らない、片切/3路/4路などで下記のバリエーションがありました。
まずは感電することがないように、ブレーカーを切断してスイッチ部分に電気が来ないようにしました。
こちらにパナソニックの施工説明書があります。(この中の「商品仕様書」に詳しい説明があります。注意事項が書かれていますのでよく確認してから作業をしてください)
WT5001ですが、ヨドバシカメラの通販や近所のホームセンターなどで200円前後で購入できると思います。緑色の部品も含めて全体を交換しようとすると電気配線に触る必要があり危険なので、最初は板バネの部分だけを交換しようと思っていました。この部品の水色の押し釦の裏側に板バネが隠れています。板バネを外すのも面倒なので水色の部品ごと交換しました。
スイッチの外枠(化粧プレート)を右側の説明のように丁寧に外します。続いてハンドルの右側面に指をひっかけて丁寧に外します。
下の図で説明すると、一番右の化粧プレートと一番右から三つ目のハンドルを外す形になります。
続いて、マイナスドライバーの先などでこの水色の部分を持ち上げるようにするとパチっと外れます。こちらも乱暴にすると破損する可能性があるので丁寧に。
古い水色の部分の裏側を見ると板バネが見えるはずです。その根元の部分が割れていれば、板バネが原因でスイッチが効かなくなっていたことでほぼ確定です。
逆に新しい部品を板バネが付いた状態のままで丁寧にはめ込んで、スイッチや外枠をはめ込めば修理完了です。ブレーカーを再度オンにしてスイッチを入れてみると無事にライトが点きました。
MicrosoftのBing、Copilotで修理方法を尋ねてみると、こちらの回答がありました。
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