
諸物価が高騰している中で、Amazonの配送料に関しても実質的に値上げとなる報道がありました。2023年3月29日から、現在は2000円以上の買い物で無料となる送料が、3500円以上の買い物で送料無料となるように改められます。
現在、通常配送の配送料は本州、四国(離島を除く)は410円、北海道、九州、沖縄、離島は450円です。
Amazonプライム会員、Prime Student会員は配送オプションにかかわらず配送料は無料です。
通常配送の配送料(Amazonより引用)
条件 | お届け先 | |
本州・四国(離島を除く) | 北海道・九州・沖縄・離島 | |
ご注文金額*が3,500円以上の場合 | 無料 | 無料 |
ご注文金額*が3,500円に満たない場合 | 410円** | 450円** |
*「ご注文金額」は、手数料とAmazonギフト券の注文金額を除く商品小計を指します。2か所以上に配送する場合は、配送先ごとのご注文金額が基準となります。キャンセルにより、ご注文金額が変更された場合、変更後の金額が基準となります。
**一部のメール便対象商品には、 100円の配送料が適用されます。購入する商品の組み合わせによっては、追加で100円の配送料がかかる場合があります。
楽天市場が送料無料ラインを3980円として、楽天市場で出店しているかなりの数の店舗がこのラインに基づいて営業していますが、Amazonがこのラインに近づいてきました。
一方でヨドバシカメラについては、100円以下の電球やボールペンであっても送料無料を貫いています。また、送料無料という言葉遣い自体も物流業界へ負荷をかける原因の一つになることから、政府主催の我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議では「送料無料」の表示見直しに取り組むことが宣言されています。実際にECサイトの中には「送料当社負担」という表示に見直す動きもあります。そんな中でも送料無料にこだわるヨドバシカメラの動きが注目されています。
今後の通販サイトにおいて、送料がどのようになっていくのか気になるところです。
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