楽天モバイルで家族割のプログラムが開始されました。最強家族プログラムという名前です。18歳以上であれば代表者になることができます。代表者はmy楽天モバイルを通じてグループを作って、招待リンクをゲット、家族に招待リンクを送るだけです。家族はその招待リンクをクリックして招待を受け入れれば家族割の対象になります。
家族の定義は「名字が同じ」ことです。同居でも別居でも構いません。携帯電話各社のように戸籍謄本や住民票などで確認をとるようなこともありません。従って、最強家族プログラムに加入するときには確認書類を送付する必要が無いので、オンラインで簡単に加入ができます。(例えば、NTTドコモのファミリー割引であれば、主回線から三親等以内の家族・親族と決められています。NTTドコモでも同許か別居かは問いません)
家族割が適用されると、基本料金が一律月額110円割引(税込)になります。3Gバイトまでだと月額制1078円ですが、これが968円となります。110円割引(税込)と聞くと大した事ないようにも聞こえますが、もともと楽天モバイルの基本料金は安いのでこれで十分です。
最強家族プログラムに加入する際は、主回線については18以上であることという制約があります。家族については年齢制限はありません。離れて住む親戚であっても名字が同じであれば最強家族プログラムに加入できます。申し込み方法は主回線の人がMy楽天モバイルで「グループ」を作成し、そのグループの参加申し込み用のURLを招待したい人に贈るだけです。招待を受けた人はそのリンクから楽天モバイルにログインをして招待を受けるだけです。
今回、楽天モバイルにも家族割引ができたこと、以前から進められている、楽天モバイルに入っていなかった人を招待して加入してもらうと、紹介をした人には7000ポイント、紹介を受けた人には13,000ポイントがもらえるキャンペーンがあることから、「家族で楽天モバイルを使おう」という動きが活発化するのではないかと思います。
また、家族割引を始めることで、家族が他社に流出するのを抑制する効果も期待できます。楽天モバイルの契約者を増やすことに大きく寄与する施策だと思いました。ただ、色々なお客さんが家族割引に参加することで、収入が1契約あたり110円減るのは意外とARPUに影響がありそうな気もします。次の決算発表あたりでは、この辺の影響がどうなったかについて、状況が判るのではないかと思います。
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