2月も月末になって、IIJmioも楽天モバイルもデータ通信の容量が上限に近づいてきました。楽天モバイルは価格が1000円ほどで運用できる3GBを上限に運用しています。
そんなデータ通信残量が乏しい中で節約をするために、IIJmio、楽天モバイルの両方でデータ高速モードをオフにして運用してみました。オフにしておけば、データ通信残量を消化せずに利用することができると思っていました。
WEBで調べていると、データ高速モードがオフでも、IIJmioは300Kbps、楽天モバイルは国内であれば1Mbpsの通信速度で利用することができるという記載がいくつかの非公式WEBにはサイトにあったためです。
実際に使ってみて、とても驚いたのは、楽天モバイルはデータ高速モードをオフにしても十分に実用に耐えることでした。IIJmioはNTTドコモの回線で利用していますがさすがに300KbpsだとWEB閲覧などでは表示に時間がかかりすぎて実用には耐えませんでした。IIJmioのデータ高速モードOFFはあくまでも非常用と割り切った方が良さそうです。
逆に楽天モバイルのデータ高速モードOFFでも普通に使えます。これは何かおかしいと思い、楽天モバイルのアプリで調べてみると、3GBまでの残量データ通信容量を消化していました。
これはなぜだ?と思い、今度は楽天モバイルの公式サイトで調べてみました。すると、こちらの記載がありました。
昨年、楽天最強プランになってから、日本国内ではデータ高速モードはONでもOFFでも高速通信の状態で変わらなくなっています。データ高速モードをOFFにしても残容量の節約はできません。
楽天最強プランに変わったときに、「auのパートナー回線の上限制約がなくなったため、国内は高速モードOFFで速度制限する必要がなくなったため」というのがその理由です。逆に言うと、税抜980円で運用する人は減らしたかったのでは?と思います。
なぜ、楽天モバイルはデータ高速モードをOFFにしても通信スピードが速かったのか理由がよく分かりました。
今のままでは誤解する人が多いと思うので、楽天モバイルは「データ高速モード」という呼称ではなく、「ローミングエリア高速モード」といった別の名前に変えるべきだと思います。
ちなみに、2月の楽天モバイルデータ通信量はこちらの通り、何とも悲しい結果になりました。
3月以降は気をつけます。
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