TVerが積極的に昔のドラマを公開しているので、最近とても忙しいです。今回は和久井映見さんが主演しているピュアというドラマを見てみました。
和久井映見さんが若い頃の作品で、堤真一さんが演じる沢渡徹と恋に落ちるストーリーです。堤真一さんは最近の映画だとDestiny鎌倉ものがたりなど、コミカルな演技の印象が強くなっていますが、こちらのピュアではとてもシリアスな演技です。
一方で和久井映見さんはドラマのタイトルの通りで、とてもピュアです。こんなに難しい演技を和久井映見さんはしっかりと演じられていて、とても自然です。
和久井映見さんは軽度の知的障害、サヴァン症候群を持つ折原優香を演じています。優香は芸術に打ち込んでいて、白い羽根をモチーフにした作品を作っています。
沢渡徹は雑誌社の記者という設定です。折原優香の周りの人は言葉を選びながら接していますが、沢渡は本当のことを教えてくれるので、優香は沢渡のことをとても信頼しています。
そんな沢渡と折原の恋の行方がどうなるのか、丁寧に描かれていました。主題歌はMr.Childrenの名もなき詩です。
放送されていたのは、1996年1月8日から3月18日まで、毎週月曜日21:00 – 21:54のいわゆる月9の枠でした。フジテレビ系列です。
今から30年近く前のドラマですが、まったく古くさい感じはありません。自然に溶け込むことができました。名作のドラマだと思います。
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