市川三郷町の「神明の花火大会」とクラウドファンディングで寄付の募集

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山梨県の市川三郷町は花火の町としても知られています。その花火の町の最大のイベント、甲府盆地の夏の風物詩が神明の花火大会です。平成元年に始まった県内最大規模の花火大会で、2024年は8月7日(はなびの日)に「祈りの華〜平和・安寧・未来へ〜」をテーマに開催される予定です。

市川三郷町の市川大門地区は全国でも有数の花火の産地として栄えていて、その起源は戦国時代まで遡ると言われています。全盛期には山梨県下の花火師の約半数が市川にいたとも言われて町内の約1割の人が花火づくりに携わっていました。そして、平成元年に神明の花火大会が復活しました。開催当初は10万人ほどの出足でしたが現在ではその2倍の20万人が足を運ぶ大きな花火大会になっています。

この市川大門地区には「はなびかん」という地元の花火を販売している花火専門店があります。

現在、コンビニやおもちゃ屋などで手に入る花火は中国製などの海外産が増えていて、日本国内産の花火は手に入らなくなってきています。私も富士川町に行く途中で、この「はなびかん」を見つけて、日本の線香花火を購入しました。こちらのお店はNHKのドキュメント72時間でも取り上げられています。

今期の神明の花火大会の開催にあたっては花火の原材料費や運営機材のレンタル費用の高騰などの理由によって、大会実行委員会ではクラウドファウンディングによる寄付の募集をしています。7月15日までに200万円を集めることを目標にしています。寄付金額に応じて、ヴァンフォーレ甲府のマスコットキャラクターが描かれた手ぬぐいや真空ステンレスボトル、アウトドアチェアなどが贈られます。

クラウドファウンディングのページを見ると、目標の200万円に対して、142万円の寄付が168人から集まっていました。7月15日の締切まであと少しです。

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