大阪万博は来年4月開幕予定でも盛り上がりが少なめ(大丈夫?)

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 大阪万博は2025年4月、つまり来年4月に開幕する予定です。しかし、なぜかあまり盛り上がりを感じません。ニュースで紹介されるのは、各国のパビリオンの建設が間に合うか否かとか、アルゼンチンが出展を辞退する、開催の予算がかなり超過している、鋼材の落下事故、シンボルとなる大屋根(リング)は雷予報で通行できなくなるという、どちらかというと負の情報の紹介に留まっていて、どんな魅力があるイベントなのかは、なかなかわかりません。

 大谷翔平さんの野球のニュースや現在はパリオリンピックの中継などは非常に注目されますが、万博については、あまり取り上げられていないような気がします。

 関西万博の公式サイトを確認してみました。こちらになります。

EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
2025年の万博、日本、大阪・関西で開催!テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
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大阪万博の展示内容

 未来社会ショーケース、バーチャルEXPO、未来の都市、空飛ぶクルマ、バーチャルエージェント、水上ショー、自動翻訳システムなどのキーワードが並んでいます。やはり、デジタルを活用したテーマが多くなりそうです。

 1970年の大阪万博は月の石、太陽の塔、動く歩道、2005年の愛知万博は冷凍マンモスが目玉の展示になっていました。今回の目玉の候補となるのは、「空飛ぶクルマ」や、人工多能性幹細胞(iPS細胞)技術を応用した「生きる心臓モデル」になるということです。そのほか、デジタル技術の応用に関しては、バーチャルで体験できるものが多いと想像できるので、あえて大阪万博まで行って見るだけの期待を与えられるかどうかがカギかと思います。水上ショーなどのエンタメ系に関しては、ディズニーリゾートやUSJなどの魅力を上回ることは難しいかもしれません。

駐車場と入場チケットの料金

 開幕日から2025年4月26日まで1回入場可能な開幕券は大人4000円、開幕日から2025年7月18日まで1回入場可能なチケットは大人5000円、期間限定販売で、会期中いつでも1回入場可能な超早割チケットは大人6000円、早割一日券は6700円という価格になっていました。とすると、直前まで販売する前売り券や当日券はこれよりも高い価格になるということになります。また、自家用車でアクセスした場合の駐車料金は基本の駐車料金は舞洲が5500円、堺、尼崎が5000円です。ダイナミックプライシング方式なので繁忙期にはこれよりも高くなります。駐車場からはシャトルバスで会場にアクセスする形になります。

 パリオリンピックが閉幕したあとは、大阪万博への期待を高める絶好のチャンスが到来します。テレビCMをはじめとして、各媒体での宣伝が本格化したとき、どれくらい、前評判が高まっていくのか、今後の推移を見守りたいと思います。

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