JR中央線の三鷹から国分寺の区間が高架化されてからしばらく経ちますが、まだまだ未使用と思われる空間が残っています。そんな高架下の有効利用のアイディアとして、日帰り温泉施設が作られる計画が発表されました。場所は武蔵小金井駅の東側にある小金井街道よりもさらに東側の空間です。
ニュースリリースによると、こんなデザインの入り口になるようです。
新しく作られる日帰り温泉は仮称RAKU SPA武蔵小金井です。RAKU SPAは極楽湯の系列店で少しお高めの施設のブランドです。全国にいくつかの店舗がありますが、鶴見の店舗に行ったことがあります。こちらで紹介しています。
どちらかというと、入館料金は高いものの、広くてゆっくりと出来る施設でした。
しかし、高架下のスペースとなると空間の大きさは限られるので、RAKU SPAブランドでやっていけるのか少し心配です。
他の極楽湯の延床面積を確認してみました。
- 千葉稲毛店 1,468.30㎡
- 上尾店 1,485.12㎡
- 高尾山店 1,085.32㎡
こうして、他の極楽湯の店舗の延床面積と比較すると、十分にRAKU SPA 武蔵小金井(仮称)は広いことが分かります。もしかすると、かなり細長い形状をしているのかもしれません。こちらがプレスリリースで発表された配置図です。やはり、かなり細長いです。
お風呂場のイメージを見ても、やはり高架下にあることが分かる雰囲気でした。丸い入り口の空間はサウナでしょうか。右側の壁沿いには樽風呂?、または水風呂と思われる浴槽があるのが分かります。
東久留米にできた巨大な日帰り温泉、スパジアムジャポンの建物は5買い建てで延面積は12,890.72 ㎡もあります。さすがに郊外の施設と比較すると広さでは厳しいです。しかし、武蔵小金井駅から直ぐに行くことができる日帰り温泉施設というアドバンテージは大きいと思います。
駅から近いので鉄道を使った人が気軽に立ち寄れるほか、敷地内には子どもの遊び場としてもイベント会場としても利用できる公園を整備します。駅付近なので、十分な広さの駐車場を準備できるかどうか分かりません。敷地の北側に畑のようなスペースがあるので、ここがどうなるのかが鍵かもしれません。
敷地面積は5290平方メートル、延床面積は約2,230㎡地上一階建て、工事着手は2024年7月初旬、開店は2025年12月を目指します。
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