日経平均が史上最大の下げ幅(楽天225ダブルベアはストップ高)

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 驚きました。2024年8月5日の日経平均株価は4451円安で下げ幅では史上最大、下げ率では史上第二位となりました。下げ率の史上1位はバブル崩壊のときになります。今日の取引が開始する前は日経平均の先物が千数百円安だったので、値を下げて始まることは想定していました。

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午後になって下げ幅が拡大

 昼頃にはマイナス二千円台だったのですが、午後になって急速に下げ幅を拡大して4451円安での着地となりました。まさに、売りが売りを呼ぶ展開とでも言えば良いでしょうか。

 今年の初めくらいから新NISAが始まって、いろいろなテレビ局でNISAで投資しましょうと宣伝してきましたが、日本株または日本株の投資信託に積立投資をした人の大部分が含み損を抱えてしまったのではないかと思います。オルカンなどに投資している人もこれだけの円高が進むと相当影響が出ていると思います。

楽天225ダブルベアがストップ高

 最も驚いたのは楽天225ダブルベアという、日経平均株価が下がった変動の2倍上昇するETFをこの日のために持っていたのですが、なんとストップ高になって、767円で張り付いてしまいました。

 今まで日本株が下がっても、楽天225ダブルベアが守ってくれていたのですが、こちらが途中でストップ高になってしまったので、それ以降の下落はもろに影響を被ってしまいました。ストップ高になった場合、翌日以降の価格の調整がどのように行われるのか今ひとつ分かりません。今一度、投資目論見書を丁寧に読んでいるのですが、まだヒントを見つけられていません。(明日の取引で実体に追いついてくれるのか?)

 2015年6月9日現在の楽天225ダブルベアの説明資料の中に下記の記載を見つけました。

楽天225ダブルベア

2倍のインバース型指標に連動するETFは原指標に連動するETFに比べ市場価格と理論価格の値動きが大きいため、当該指標に連動するETFの市場価格がストップ高(ストップ安)となったのちも当該指標が上昇(下落)を続けた場合、市場価格と理論価格が乖離し、その結果理論価格に近い価格で売買することができなくなる可能性がより高くなるため留意が必要です。なお、このような市場価格と理論価格の乖離は一般的には理論価格が呼値の制限値幅内の値となった際に解消されると考えられます。

 明日以降の動きを確認します。

【2024/08/06追記】

翌日の楽天225ダブルベア

 前日の反動で2024/08/06は全面高に大幅に日経平均が上げました。楽天225ダブルベアの値動きが気になっていたので、前場が始まる前の気配値で見ると、ストップ安で張り付いていていました。

 この日は結局、1日の終値は673円で引けました。日経平均は3217.04円高です。荒っぽい値動きで驚くばかりです。

【2024/08/07追記】

楽天225の値動きがおかしい

 2024/08/07は日経平均が下げて始まったのですが、日経平均が-200円程度のときに、楽天225ダブルベアも−3円程度と下げてしまっていて、ズレが生じています。先日のストップ高の影響でしょうか。

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