鶴見辰吾さんと鈴木杏樹さん主演のドラマ「恋は50を過ぎてから」を鑑賞

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 Amazonプライムビデオでドラマ「恋は50を過ぎてから」を鑑賞しました。BS11が開局15周年を記念して作成し2022年12月に放送されたドラマです。2023年日本民間放送連盟賞番組部門テレビドラマ優秀賞を受賞しました。

 マッチングアプリで知り合った50代の男女が織りなすストーリーです。ドラマの大半がお客さんが少ないけれども美味しいフレンチレストラン(エルミタージュ)の中で進んでいきます。環境がとても単調なので、役者さんの演技力にかかっている難しいシチュエーションです。

 マッチングアプリの趣味や仕事の欄に見栄をはって嘘を書いたがために、1回目のレストランデートでは、とても辿々しい雰囲気で物語が進行します。渋谷武を演じる鶴見辰吾さんは、このレストランは初めて来たのによく来ていると嘘を付いてしまいます。また、ワインにも詳しいとプロフィールに書いていたのですが、このレストランでは扱っていないハウスワインを注文したがために嘘がバレそうになります。趣味の欄にゴルフと書いた点も話が持ちませんでした。

 一方、鬼島恋を演じる鈴木杏樹さんはフリーアナウンサーと仕事を偽ったり、趣味は美術館巡りやダイビングなどと書いたことが仇になります。そんな辿々しい雰囲気で終わった初回のデートのあと、渋谷は鬼島に「嘘をついてしまったからあのレストランでもう一回あってほしい」と連絡をしたことで、2回目のレストランデートが実現します。お互いが嘘を付いていたので、今回は本当のことを洗いざらい話そうと約束をして、少しずつ嘘の種明かしをします。

 そんな嘘の種明かしをこのレストランデートで回を重ねて行く中で、物語は進行していき、やがてエンディングへと向かいます。

 民放テレビの1時間ドラマなので、CMを除いて実質は45分くらい、とてもシンプルなストーリーなので肩肘張らずにのんびり見ることができます。

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