その先の日本を見に。〜少女と鉄道・一筆書きの夏〜(出演:堀北真希)が面白い

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フジテレビで2004年7月9日に放送された「その先の日本を見に。〜少女と鉄道・一筆書きの夏〜」という番組を観る機会がありました。すでに芸能界を引退してしまいましたが、堀北真希さんが主演です。堀北真希さんは中学2年生のときにスカウトされて、2003年1月のドラマ「いつもふたりで」でテレビ初出演、最終回のエンディングに、数秒間登場したことがWikipediaで紹介されています。

その後も、ほんとにあった怖い話などにも出演しますが、2005年10月期の「野ブタ。をプロデュース」がブレークのきっかけになりました。したがって、この番組に出演されていた時期はそこまで有名になってなかった時期ということになります。本なこともあって、旅の途中に周りの人から話しかけられるような場面はありませんでした。

この旅番組ですが、ルートがとんでもなく壮大です。東京の新宿を出発して松本を経由して大糸線の南小谷、そこで普通列車に乗り換えて糸魚川、日本海沿いにトンネルの中の駅「筒石」、さらに日本海沿いに青海川、お祭りをしていた越後線の巻駅、上越線で小出、只見線で只見駅からはSLに乗って会津若松、さらに秋田、白神山地付近を通って青森、廃止された南部縦貫鉄道を見て花巻、小牛田などを通って、仙台からは特急ひたちに乗って東京へと帰るという、信じられないようなルートです。

しかも、一切、新幹線には乗らない、特急列車には東京を旅立つときと東京に帰るときしか乗らないという徹底ぶりです。画面のサイズが4対3ということもあり、とても古い作品を見ている気分にもなってきますが、たかだか二十年程前です。しかし、中央線に全部がオレンジ色の201系電車が走っているところをみるとやはり懐かしくなってきます。

単に鉄道に乗るだけではなく、あまり有名過ぎない観光地を巡ったり、列車に乗り合わせた人と話したり、なかなか見応えがあります。堀北真希さんの心の声?の解説もあり面白かったです。ただ、たまたま乗り合わせた人という人の中には、SLに詳しい方(只見線でSLに乗務されていた方)と相席になるなど、ちょっと偶然すぎるかな?という出会いもあったので、多少の演出はあったかもしれません。単線区間で使われるタブレットの説明、南部縦貫鉄道のレールバスにエンジンをかけるシーン、リゾートしらかみの蜃気楼ダイヤなど、少し鉄な成分も含まれていました。

能代駅のホームにあるバスケットゴールでは、バスケットボール部で活動していた堀北真希さんがバスケットにトライ、一回でゴールに入ったら景品が貰えるということでしたが、残念ながら一回目は外れてしまい、二回目で成功しました。残念ながら景品は貰えなかったようです。残念そうな堀北真希さんのナレーションが面白かったです。

続編として九州編もあるようなので、また機会を見つけて見ようと思います。

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