三鷹市の天神山通りを北に向かって走ると、西友がある人見街道にぶつかったところで道が終わってしまいます。その先も道路工事をしていて、連雀通りのじゅうたん王国の横までは繋がる様子です。この区間の工事状況はこちらのサイトで詳しく解説されていました。
連雀通りは歩道も狭い二車線道路で、特に吉祥寺通りと交差する狐久保交差点手前では右折車をさばけずにいつも渋滞している印象があります。そんな連雀通りまで新しい道をつなげても、交通状況が悪化するだけのような気がしてなりません。
連雀通り自体は拡幅工事を続けていて、これが完成すれば狐久保交差点に右折車線が新設されるので、今よりは渋滞がマシになると思いますが、それでもこれ以上の交通量を増やすような道路計画に意味があるとは思えなかったので、この新設道路はどんな計画になっているのか三鷹市の公式サイトで確認してみました。
すると、「三鷹都市計画道路3・4・13号(三鷹駅仙川環状線)」という計画があることを知りました。こちらの地図で計画が確認できます。
掲載されている公式サイトはこちらです。
この地図を見て驚いてしまいました。
連雀通りの先もそのまま直進して、明星学園高校の付近で玉川上水と合流、その先は玉川上水沿いに途中は井の頭公園を分断して三鷹駅まで直通させる計画になっています。明星学園高校前から吉祥寺通りと交差する万助橋までは、玉川上水の中でも貴重な自然が残されている場所です。その先は三鷹駅まで風の散歩道として整備されている区間です。本当にこの自然を壊して道を作るつもりなのでしょうか?
すでに玉川上水の下流部分は東八道路の計画変更に伴い、玉川上水の両側に道路が建設されてしまい自然は破壊されてしまいました。
幸いなことに、三鷹駅仙川環状線については、連雀通りよりも北側の工事は始まっていません。できれば、このまま計画を白紙に戻してほしいです。
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