オーディオテクニカ AT-SB727 レコードプレーヤー サウンドバーガーが復刻

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 オーディオテクニカから素晴らしい製品が復刻販売されました。アナログレコードを再生できるサウンドバーガー(Sound Burger)という商品です。2022年にはオーディオテクニカの創業60周年を記念して記念モデルを限定販売したようなのですが瞬く間に完売してしまい、今回、一般販売モデル(AT-SB727)として発売されました。

 こちらの写真のようにLPレコードをくわえこむようにセットすれば再生することができます。

 しかも、当時のモデルを単に復刻しただけではなく、最新の技術も取り込んでくれました。一つは、Bluetoothに対応していることです。

 煩わしいケーブルの接続をしなくても、BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホンなどを準備すればペアリングすることで簡単に音楽を聴くことができるようになりました。

 さらに、USB端子が付いています。USBに対応したオーディオ機器などに接続することで音楽を聴くことができます。また、このUSBではサウンドバーガー本体自体の充電することもできます。このUSBケーブルで充電したまま音楽を楽しむこともできますし、電源がない環境でも内蔵バッテリーのフル充電で約12時間もの再生が可能です。


 持ち運ぶ場合には、こんなにコンパクトになることも魅力です。

 アナログのレコードを触ったこともない世代の方がとても増えています。LPレコードやEPレコードに針を落として演奏しているときのイメージがあまりつかめないかもしれません。演奏中は非常に繊細で、少しの振動でも針飛びします。また、レコードの盤面に傷をつけてしまうこともあり得ます。レコードの盤面に傷がつくと、演奏するたびに傷の上を針が通るときに「パチッ」という感じのスクラッチノイズが鳴ります。従って、レコードを演奏しているときに持ち運ぶことはできません。しっかりとした台の上にサウンドバーガーを設置し、絶対に触らないように注意しなければいけません。そこが大きな注意ポイントです。

 もし、主に据え置き型プレーヤーとしてアナログレコードを演奏したい場合は、サウンドバーガーに拘らず、据え置き型のプレーヤーを購入した方が、レコードの盤面を守る意味では良いと思います。こちらの商品はサウンドバーガーと同様に、Bluetoothで音を飛ばす機能が内蔵されています。

 以前はアナログレコードを聴くのは、フォノアンプを内蔵したアンプを準備したりと気にしなければいけないことが多かったのですが、Bluetoothで簡単にアナログレコードの音楽を聴くことができるようになってきたのは大きな進歩だと思います。

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