先日、稲城市の向陽台にあるコメダ珈琲店に行って寛いでいたところ、隣の空いていたテーブルに年輩の女性が二人、入ってきました。私、ソーダ水、ソーダ水などと言いながら、通りかかった店員を呼び止めます。この店員、運が悪いことに見習い中の店員さんでした。
私、ソーダ水、あなたもソーダ水でどう?と一緒にいた女性に勧めつつ、店員さんに「この券は使えるんでしょう?」と聞きつつ、店員さんが答えているのに、「この店、サンドが美味しいのよ!」などと言いながら、店員さんに「サンドもちょうだい」、「このチケット使えるのよね」とまた質問します。今度は店員さんがどのサンドイッチにするのかと質問していると、「このチケット、二人で使えるのよね」とまた質問、店員さんはこの質問に答えられなくてアタフタしていると、「店員さんも分からないんたから私たちにはもっと分からないわ」などと言いながら、店員さんは他の店員さんに確認するために戻ってしまいました。
なにかの割引券だったのでしょうか。「なんでこんな分からない割引券を配るのかしら。分からないものは配らなければいいのに」などと話しています。「そんなに文句を言うならば割引券を貰わなければいいのに」と心のなかでツッコミを入れつつ、騒々しくなってきたので、席を立って会計に向かいました。
先程の店員さんはベテランの店員さんにすがるようにして割引の方法を確認しています。お二人の会計を別会計にしてそれぞれで割引券を適用すれば大丈夫という結論になりそうな気配でした。
歳をとると気ばかり焦って、こんな状況になることが多々あると思います。もしも、席に付いてからメニューを開いて、ゆっくりとオーダーするものを選んでいたら、あれほど店員さんを捕まえて話しをする必要もなかったのではないかと思います。
これから歳をとった時に老害と言われないように気をつけなければいけないと感じたひとときでした。
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